登場は明治時代!? 朝食に「月見うどん」と「いなり寿司」の組み合わせ 東名「中井PA」で味わう庶民の味 バイクで行く高速道路グルメ
昔から馴染みのある日本のファストフードであり定番メニューのひとつである「月見そば・うどん」は、明治時代に普及したそうです。バイクで立ち寄った東名高速「中井PA」で、朝食に「月見うどん」をいただきました。
ホッとする味と雰囲気、昔ながらのPAで朝食を
東名高速道路の「中井PA」(下り)には24時間営業のフードコートがあり、バイクで移動中に食事休憩でよく利用しています。
近年珍しい「昔ながらのメニュー」が多く、逆にこれといった名物メニューは無いのですが、だからこそどれを選んでも外さない安心感もあります。
少し古い券売機も、今では珍しい部類に入るのかもしれません。「押す」タイプのメニューボタンには、カレーライス、そば・うどん、ラーメン、単品メニューなど、まるで昭和の食堂的なメニューがズラリと並びます。

いつものようにバイクで立ち寄り、券売機のメニューを眺めていて気になったのが「月見そば」と「月見うどん」でした。
生卵をアツアツのつゆに落として、黄身を「月」に、うっすら白く色がついた白身を「雲」に見立て、月夜に例える日本人の風流な心意気を感じられたのです。
江戸時代は庶民が新鮮な生卵を気軽に食べられる環境ではなかったようで、「月見そば・うどん」が浸透したのは明治時代以降とのこと。文明開花の時代においても、日本ならではの風流を楽しむ心の豊かさがあったのかもしれません。
ということで、「月見うどん」(680円)ともう一品「いなり寿司」(280円)を注文し、合計960円となりました。
券売機をよく見ると「コロッケ」(200円)、「冷奴」(180円)、「高菜」(150円)、「ポテトサラダ」(180円)、「生卵」(100円)など、単品が充実しています。
馴染みの定番メニューでも、サイドメニューを加えることでより充実した食事になる気がします。

出来上がりを受け取っていただきます。「月見うどん」は安定の優しい味わい。つゆに浮かぶ玉子は終盤に溶いて、さらにマイルドな味わいに変わりました。うどんに絡めていただくのも最高です。ちょうど良い塩加減のつゆも飲んで完食。「いなり寿司」もよく知った味で安心感に包まれます。
ちなみに、ここの定食メニューはライスのおかわりが無料(丼、カレーは除く)なので、胃袋をいっぱいに満たしたいライダーにもオススメです。








