なぜ海外では350ccクラスがウケている? ホンダ「フォルツァ350」2026年モデル欧州で発表
ホンダ・ヨーロッパは、欧州でプレミアムスクーター「フォルツァ350」の2026年モデルを発表しました。新色の採用や充実装備となっていますが、そもそも海外ではなぜ350ccクラスが支持されているのでしょうか。
海外では350ccクラスが主流?
ホンダ・ヨーロッパは、ミッドサイズプレミアムスクーター「フォルツァ350」の2026年モデルを欧州で発表しました。
この350ccクラスという排気量は、日本市場では中型(126~400cc)以上、大型(401cc~)未満といった微妙な排気量ですが、海外では長年ラインナップの中核を担っています。一体なぜなのでしょうか。
350ccクラスは日常的な移動に必要な性能を十分にカバーしつつ、高速道路での走行にも対応できる余裕を備えています。
250ccクラスよりもパワーにゆとりがあり、400ccを超えるクラスよりもコスト面の負担が少ないため、実用性と経済性の中間に位置する排気量帯として評価されています。

激しい渋滞が常態化している都市部での適性もあり、取り回しがしやすく低速域でも扱いやすい車体は、欧州のみならずアジア圏の都市交通とも相性が良く、混雑した道路でもストレスが少ない排気量のようです。
英国発祥でインドのバイクメーカー、ロイヤルエンフィールドなど、メーカー各社がグローバルモデルとして350cc前後のモデルラインナップを積極的に展開していることも、市場全体の活性化につながっているようです。
そして今もなお世界市場で強い支持を得ている排気量だと言えるでしょう。
充実装備に新色の採用
2026年モデルのプレミアムミッドサイズスクーター「フォルツァ350」は、欧州向けスポーツスクーターとしてさらなる進化を遂げています。
日常から長距離移動まで、幅広いシーンで活躍するように仕上げられており、パワーユニットには排気量330ccの水冷単気筒SOHC4バルブ(eSP+)エンジンを搭載し、最大出力21.5 kW/7500rpm、最大トルク31.5Nm/5250rpmを発揮します。
燃費性能も向上され、30km/L(WMTCモード)という低燃費により、容量11.7Lの燃料タンク満タンで340km以上の航続距離を実現しています。
スタイリングは兄弟モデル「フォルツァ750」からインスピレーションを受けた新デザインを採用し、空力効率を考慮したフロントフェアリングやフルLEDヘッドライトにより、スポーティな見た目と快適性が高められています。
また、コックピットには5インチTFTディスプレイを採用し、アナログとデジタル表示を組み合わせた高い視認性を実現しています。
さらに、Honda RoadSyncアプリとの連帯により、音楽・通話・ナビゲーションの操作に対応しています。
シート下ラゲッジスペースにはフルフェイスヘルメット2個を収納できる大容量スペースを確保し、ほかにもUSB-Cポートを備えたグローブボックス、スマートキーやスマートトップケースの設定、電動調整式ウインドスクリーンなど、使い勝手に優れた便利な機能が充実しています。
2026年モデルではカラーバリエーションも刷新しており、パールナイトスターブラック、マットサイノスグレーメタリック、パールクールホワイトの新色に加え、パールナイトスターブラックにはレッドステッチを採用したスペシャルエディションも用意されています。



















