鮮度と味は間違い無し!! 聖地・松浦「鷹島」の漁師直営店『海道』で「よくばり」な定食に幸せいっぱい! 美味しいアジフライを求めて走る旅
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。アジフライの聖地、長崎県松浦市の「鷹島」にある「食事処 海道」を訪れました。
蒙古襲来の歴史に触れる「鷹島」上陸。鮮度抜群の定食に満足満腹
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が訪れたのはアジフライの聖地・長崎県松浦市です。
松浦市にはいくつかの島があります。その中でも大きいの福島と鷹島です。数年前の「アジフライの聖地巡礼」で福島は立ち寄ったので、今回は鷹島に行ってみようと思います。
「道の駅 松浦 海のふるさと館」でフェリーの時間を調べたところ、すでに出港時間を過ぎています。陸路で鷹島に行くには伊万里市と唐津市を経由してかなり大回りをしなければいけません。フェリーの航路は2つあるのですが、次の便の時間を見ると3~4時間後……。
福岡に戻らなければいけないので、帰り道だと思えばイイや! と、ハーレー「ローライダーST」で走り出します。
途中の道はワインディングで道幅も広くありませんが、筆者の「ロードグライド」と比べて軽くてパワーのある「ローライダーST」は、のんびり走っても軽快で楽しく、1時間ほどの道のりもあっという間でした。

眺めの良い鷹島肥前大橋で伊万里湾の日比水道を渡ると、再び松浦市に入って鷹島に上陸です。
まず立ち寄ったのは「道の駅 鷹ら島」です。ここには、市内5カ所にある「アジフライの聖地 松浦 石工モニュメント」のひとつがあります。
この石工モニュメントは、ここ鷹島で採石された「阿翁石(あおうせき)」を鷹島石工組合で加工しているものです。
島内をツーリングしようと、走り出してすぐに目に留まったのは「松浦市立埋蔵文化財センター」の看板です。松浦市は1274年と1281年に元寇(げんこう)が上陸しようとした場所です。2度目の蒙古襲来でモンゴル軍の大船団が神風によって一夜にして海に沈んだのは、ここ鷹島の沖合なのです。
1994年にモンゴル船の錨が海から引き上げられ、その後も多くの元寇遺物が海底から見つかっています。その遺物を展示しているのが「松浦市立埋蔵文化財センター」です。これは寄らないわけにはいきません。
元寇船の巨大な錨やキールなど、船の部材や武具などが700年以上前の実物を観ることができて、一部のものには触れることもできます。かなりワクワクなオススメのツーロングスポットです。駐車場の入り口付近に展望台もあり、モンゴル船が見つかった鷹島神崎遺跡を眺めることもできます。
この遺跡では自分で遺物を探せるシュノーケリングツアーもあるということなので、次回はぜひ参加してみたいなぁ、と思ったところで急に空腹感に襲われる筆者です。
鷹島にもアジフライを食べられる店が何軒かあります。海のふるさと館でいただいてきた「松浦アジフライ食べ歩きMAP」を見ると、すぐ近くに美味しそうな店があり、早速向かいます。
3分もかからずに到着したのは「食事処 海道」です。店の前には「アジフライの聖地・松浦」や「アジフライ定食」ののぼりが立っています。バイクを駐車場に停めて入店。お昼時ということもあってほぼ満席でしたが、運良くカウンター席に座れました。

メニューを見ると、「アジフライ定食」に「刺身&アジフライ定食」、「まぐろ丼&アジフライ定食」などがあります。鷹島では本マグロの養殖をしており、新鮮なマグロも名産なのです。
そして気になるのが「魚島来めし(おとこめし)」です。ごま醤油と玉子で食べる海鮮丼だそうです。これも美味しそう!
メインとなるアジフライは「近海で水揚げされた味を素早く加工して-40℃で瞬間冷凍する事で新鮮さを保っています!」とあって期待大です。
店のスタッフにアジフライと「魚島来めし」の両方を食べたいと言うと、ミニ海鮮丼とアジフライがセットになった「よくばり定食」ね! と、オーダーが通ってしまいました。
先に入っていたツーリンググループのテーブルにもアジフライが並びます。バイク専用の駐車スペースもあり、ライダーにも人気があるようです。
と、思ったところに「よくばり定食」が出来上がってきました。海鮮丼にはブリの刺身が所狭しと盛られています。大きめのアジフライが1枚に付け合わせはキャベツです。これに海鮮丼用のごま醤油、味噌汁、漬物が付いて「食事処 海道」の「よくばり定食」になります。
まずは大きくて厚みのあるアジフライからいただきます。もちろん揚げたて熱々です。玄界灘の潮に揉まれたアジだけあって、ふわっとした食感になかなかの旨味です。雑味がなく美味しい!
そしてミニ海鮮丼は、ミニと言ってもボリュームのある丼です。ブリも新鮮で歯応えがあって美味しいです。ごま醤油で食べるのもいい感じです。ミニにしなくても良かったかも、と食べ進みます。
アジフライを先に食べ終わり、海鮮丼も残り1/4くらいで満腹感が襲ってきます。「よくばり定食」のネーミングに偽り無しです。
漁師直営ということで、魚の鮮度と味は間違い無し。最後まで美味しく完食しました。
お腹いっぱい幸せいっぱいで店を後に、福岡へ向かう筆者でした。
■食事処 海道
所在地/長崎県松浦市鷹島町神崎免91-7
営業時間/11:00~14:00、17:00~22:00(水曜・日曜夜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110




















