「カタチにしない」ハンバーグ!? キャンプ飯に手間いらずで満足度抜群の「バラハン」大正解!!
クルマに比べると持ち運べる荷物に限りがあるバイクでのキャンプツーリングでは、キャンプ飯もなるべく簡単にササッと調理したいもの。食べ応えもあって満足度の高い「バラハン」を作ってみました。
アレンジ幅の広さで、まさにキャンプ向き
キャンプ料理と言うと、焚き火やダッチオーブンを使った豪快なメニューを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかしソロキャンプ、しかも持ち運べる荷物に限りがあるバイクでのキャンプツーリングでは、少ない調理器具と具材でなるべく簡単に、ササッと調理できて食べ応えのある料理が理想です。
ということで、今回はそんな条件を満たした一品「バラハン」を作ってみました。
バラハンを知ったきっかけは、加山雄三さんのレシピ本「幸せの料理帖」でした。ヨットで家族や友人など色々な人に美味しい料理を振る舞う加山さんのレシピは、どれも簡単に作れることが特徴です。
その中でもバラハンの手軽さと美味しさにすっかりハマり、自宅でも何度も作っています。最大の魅力はそのシンプルさで、合い挽き肉と玉ねぎを混ぜて、フライパンで炒めるだけという、「バラバラの状態でも十分に美味しいハンバーグ」というわけです。肉をこねて成形する必要はありません。

今回は味付けもできるだけ簡単にしました。合い挽き肉には、あらかじめスパイスソルト(マキシマムは肉料理に合います)、ナツメグの粉末、コンソメの粉末を混ぜておきます。これだけで下味は十分。あとは焼くだけという手軽さです。
作り方にはいろいろあるようですが、玉ねぎを先に炒める方法を選びました。挽き肉から先に炒めるレシピも見かけますが、玉ねぎは少し時間をかけて火を通し、甘みをしっかり引き出したかったからです。このとき、玉ねぎにも軽くスパイスソルトを振っておくと、全体の味がまとまりやすくなるような気がします。カレーの下拵えと同じ感覚でしょうか。
玉ねぎがしんなりして甘い香りが立ってきたら挽き肉を投入します。キャンプツーリングではカロリーのことはあまり気にせず、油も多めに使いがちです。
ご飯がススムよう、仕上げは醤油で少し濃いめの味にします。加山さんのレシピでは、粉チーズを混ぜるアレンジも紹介されていました。自宅ではよく試しますが、コクが増してまた違った表情を見せてくれます。多めに作っておけば、トーストの具材にもなります。これもレシピ本に書かれていた食べ方で、間違いない美味しさです。

醤油を効かせた味付けは、どこか有名ハンバーグチェーン店を思わせる仕上がりになりました。
ここまで来ると、最後にとろけるチーズを加えても良かったかも……付け合わせには大根とミニトマトの簡単なサラダを用意して……と、そこまでやるならレストランに行けばいいじゃないかと自分にツッコミを入れてしまいました。
とはいえ、バラハンは簡単調理で美味しく食べ応えもある優秀なキャンプ飯です。
キャンプ場で設営後や撤収前の少ない時間でもサッと作れるので、時短を重視するライダーにこそオススメしたい一品でした。









