エンジンを守る縁の下の力持ち!! 水冷エンジンの冷却性能を支える「クーラント」とは!?

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「クーラント」についてです。

オーバーヒートを防ぐために欠かせない冷却用の循環液

 バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「クーラント」についてです。

 クーラントとは、エンジンがオーバーヒートしないよう、エンジン周辺を循環して熱を運び出す冷却用の液体です。

 水より沸点が高く凝固点が低いので、真夏の渋滞でも沸騰しにくく、冬場も凍結しにくいのが特徴です。

 エンジンで温まったクーラントはラジエーターへ送られ、走行風や冷却ファンで冷やされて再びエンジンへ戻ります。

冷却水とは、その名の通りエンジンを冷却するための液体のこと
冷却水とは、その名の通りエンジンを冷却するための液体のこと

 この循環で温度を一定に保ち、内部の温度ムラも抑えます。さらに防錆剤などが含まれ、冷却系の腐食を防ぐ役割もあります。

 量が減ったり劣化したまま使うと冷却性能が落ち、オーバーヒートの原因になるため、リザーバータンクの量と色を日常的に確認し、指定時期に交換するのが基本です。

 なお、補充は基本的に同系統のクーラントを使い、異なる種類をむやみに混ぜないようにしましょう。

 冷却系は加圧されているため、エンジンが熱い状態でラジエーターキャップを開けると熱せられたクーラントが吹き出して危険です。点検は冷えてから行いましょう。

 また、錆の発生や凍結などの理由により、水だけでの代用はおすすめできません。

【画像】エンジンが熱い時はキャップオープンNG!! エンジンを冷やすクーラント液とラジエーターの画像を見る(11枚)

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