スクーターの気軽さとアドベンチャーバイクの頼もしさ! ホンダ「X-ADV」の快適さに感動!! ~高梨はづきのきおくきろく。~

毎月「8」がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』です。今回はホンダの大型クロスオーバーモデル「X-ADV」(2026年モデル)の魅力についてお届けします。

わがままを受け止めてくれる頼もしい存在!!

 皆さんこんにちは、バイク女子の高梨はづきです!

 本日の「きおくきろく。」は、ホンダの大型クロスオーバーモデル「X-ADV」をお届けしていくよ!

 バイクには、ネイキッド、スポーツ、アドベンチャー、オフロード、スクーターといったカテゴリーがあるけれど、この「X-ADV」はそのどれにも綺麗には当てはまらない。

 ルーツは2015年のミラノショー(EICMA)で公開されたコンセプトモデル。「スクーターで冒険する」という、当時では斬新すぎる提案から始まったんだ。

 本来なら交わらないはずの「アドベンチャー」と「スクーター」を、イタリアのホンダR&Dチームが欲張りに掛け合わせて誕生したのが、この「X-ADV」。

 ヨーロッパで大人気なのはもちろんのこと、実は日本でも驚くほど価値が落ちにくいバイクとして有名!

 最新のリセールランキングでも1位に輝くほど、「手放すときも安心」なモデルと言われていて、次もまた「X-ADV」を選ぶ熱狂的なファンが多いことでも知られているよ。

ホンダ「X-ADV」と、バイク女子の高梨はづきさん
ホンダ「X-ADV」と、バイク女子の高梨はづきさん

 心臓部には、低速から粘り強いトルクを発揮する排気量745ccの並列2気筒エンジンを搭載。最高出力は58psで、数字だけ見れば派手ではないけれど、このバイクは速さよりも、日常域での扱いやすさと力強さを大切にしたセッティングになっているんだ。

 そこに組み合わされるのが、ホンダ独自の「DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)」。クラッチ操作なしのオートマチックでありながら、中身はしっかりとしたギア変速。街中ではスマートに、ツーリングではダイレクトな加速を楽しめるのが魅力なんだ。

 まず跨って感動したのは、お尻を優しく包み込んでくれるワイドなシート! どっぷりと腰を預けられる安心感があって、シートもフカフカ。これならどこまで走っても疲れ知らずな予感がしたよ。

 ただ、シート高790mmという数字以上にボリュームを感じるのが正直なところ。身長158cmの私だと、シート幅やステップの広さもあって、両足だと爪先がツンツン状態。でも、少しお尻をずらせば片足でしっかり支えられるから大丈夫。

 そしてもうひとつ、気合が必要だったのが約237kgの車重。「せーのっ!」と少し勢いをつけて引き起こす感覚で、ズシッとした手応えがあったよ。

 力に自信のない女性ライダーなら、しっかり体を使って「よし、いくぞ!」という覚悟と自信を持って立ち上げるのがコツ!

身長158cmの高梨はづきさんが、シート高790mmのホンダ「X-ADV」にまたがった状態。両足だと爪先がツンツン状態だけど、片足ならしっかり支えられる
身長158cmの高梨はづきさんが、シート高790mmのホンダ「X-ADV」にまたがった状態。両足だと爪先がツンツン状態だけど、片足ならしっかり支えられる

 燃料タンクは13Lと十分な容量があり、ツーリングでも安心して距離を伸ばしていけるのも嬉しいポイント。

 ライディングモードも充実していて、STANDARD/SPORT/RAIN/GRAVELなど、走行シーンに合わせてキャラクターを変えられるのも、このバイクの面白さ。

 ホンダのトラクションコントロール「HSTC」も装備されていて、路面状況が変わっても安心してアクセルを開けていける。

 走り出す前にチェックしてほしいのが、フロントスクリーンのこだわり。内側に「X字構造」が見えるメカニカルなデザインが格好いいんだ。左側のツマミで5段階の高さ調整ができるのも、走行環境に合わせやすくて便利。

 キーレス仕様の操作系もユニーク。ハンドル中央のダイヤルをワンプッシュして起動、右手のボタンでエンジンを始動し、ボタンでギアを入れる。この一連の流れが、どこか近未来的でおしゃれ。

 フューエルキャップの蓋がボタンひとつで「フワっ」と優雅に開くのも、一つ一つに品が感じられて所有する満足感があるんだよね。

 シート下にはフルフェイスが収まる22Lの収納があり、センタースタンドも標準装備で旅の道具としての実力も申し分なし!

 いざ走り出すと、あんなに重く感じた車体が嘘のように軽やか。スピードが乗るほどにドッシリとした安定感が増して、不安がスッと消えていくのが不思議。

ホンダ「X-ADV」に試乗するバイク女子の高梨はづきさん。いざ走り出すと最初に感じた車体の重さが嘘のように軽やか!
ホンダ「X-ADV」に試乗するバイク女子の高梨はづきさん。いざ走り出すと最初に感じた車体の重さが嘘のように軽やか!

 ここで、「X-ADV」がなぜこんなに安定して走れるのか、私なりにそのヒミツを少しだけ解説するね。

 一般的なスクーターは、エンジンと後輪が一体となって動く「ユニットスイング式」。でも「X-ADV」は、普通のミッションバイクと同じようにエンジンがフレームにガッチリ固定されていて、その後ろに独立した「スイングアーム」がつながっている構造なんだ。

 重いエンジンが車体の中心でどっしり構えているから、重心が安定してサスペンションもしなやかに動いてくれる。

 さらにフロント17インチ、リア15インチホイールという組み合わせが、アドベンチャーバイクのような安定感と軽快な旋回性を両立させている。

 ショーワ(Astemo株式会社)製の倒立フロントフォークを採用していて、見た目の迫力だけでなく、路面のギャップも綺麗にいなしてくれる。

 この「見た目はスクーター、中身はスポーツバイク」という二面性が、独特の接地感を生み出しているんだなって納得した。

 最初は「DCT」特有の低速域の挙動に少し構えてしまったけれど、「バイクを信じて任せる」ことが大切だと気づかされ、一度信頼関係が築ければこっちのもの!

 ニーグリップができなくて最初は戸惑っていた私でも、慣れてくるとそんなこと忘れて「操る楽しさ」に夢中。気がつけば、右コーナーでセンタースタンドを擦ってしまうほど自然にバイクを寝かせて走っていた。

 スクーターだと思っていると本格的なスポーツ性能に良い意味で裏切られ、アドベンチャーだと思って乗ればその快適さに感動する。

「今日はどこへ行こうかな?」

 そう問いかけたとき、どんな道でも、どんな気分の日でも寄り添ってくれる。「X-ADV」は、ライダーのわがままをすべて受け止めてくれる、タフで頼もしい相棒のような存在だったよ。

「DCT」特有の挙動やニーグリップができないことに最初は戸惑ったけれど、慣れてしまえばアドベンチャーバイクのような安定感と軽快な旋回性で快適に走れる
「DCT」特有の挙動やニーグリップができないことに最初は戸惑ったけれど、慣れてしまえばアドベンチャーバイクのような安定感と軽快な旋回性で快適に走れる

 スクーターの気軽さと、アドベンチャーバイクの頼もしさ。そのどちらも手に入れたい欲張りな人には、きっとぴったりだと思う。

 今回試乗した「マットパールグレアホワイト」は、力強さと都会的な洗練さが同居していて本当におしゃれ。人気モデルだから、気になったらすぐに問い合わせるのがおすすめだよ!

 気になる価格(消費税10%込み)は148万8300円で、色違いのグラファイトブラック、マットディープマッドグレーは145万5300円。

 ということで本日はここまで。また8のつく日にお会いしましょう~!

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Writer: 高梨はづき/hapi

(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!

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