ギアを変速してもパワーを逃さない!! サーキットでは必須!? ギヤ比の差を小さく設定した「クロスミッション」とは?

バイクのカタログや、メーカーHPに掲載されている「スペック」や「仕様」、「諸元」の表には、購入時の参考やライバル車との性能比較など、役立つ情報が含まれています。「変速比」や「減速比」でバイクの性格が分かる……かも!?

ギヤ比の間隔を詰めて回転域を維持

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「クロスミッション」についてです。

 クロスミッションとは、各ギヤのギヤ比の差を小さく設定したトランスミッションのことを指します。

正式には「クロースレシオミッション(Close Ratio Transmission)」と言い、クロースは「間隔が近い」という意味です。

 ギヤ比の差が小さいことで、シフトアップした際の回転数の落ち込みが少なくなり、エンジンを効率の良い回転域「パワーバンド」に保ったまま加速を続けることができます。

ホンダ「CBR250RR」の常時噛合式のトランスミッション。6段変速なので6セットのギアによって変速している
ホンダ「CBR250RR」の常時噛合式のトランスミッション。6段変速なので6セットのギアによって変速している

 この特性はシフトチェンジのたびにパワーバンドを外れにくく、エンジン性能を最大限に引き出せるため、加速性能を重視するレーサーなどの競技用マシンで特に有効です。

 一方で、ギヤ比の差が小さいということは低速域から高速域までの幅が狭くなることを意味します。そのため一般公道での使用では、巡航時の回転数が高くなったり、扱いにくさを感じるでしょう。クロスミッションは加速性能を優先した、スポーツ志向のトランスミッションといえるでしょう。

【画像】知ってる!? 「変速比」や「減速比」についてもっと見る

画像ギャラリー

編集部からのおすすめ

無理せず引き出せる絶大な安心感! ブリヂストン「BATTLAX RACING STREET RS12」で味わう極上のハイグリップ【PR】

無理せず引き出せる絶大な安心感! ブリヂストン「BATTLAX RACING STREET RS12」で味わう極上のハイグリップ【PR】

最新記事