完成車152万円!! 早く走るための快適性アップ 過酷な荒路を制す新世代レーシングバイク「Endurace CFR」のスゴさとは!!
ドイツの自転車メーカー「CANYON(キャニオン)」が発表した新型バイク「Endurace CFR(エンデュレースCFR)」は、荒れた路面でも速さを維持する革新的「オールロード」レースバイクです。快適性と操作性を高次元で両立し、過酷なレース環境で真価を発揮します。
「パリ~ルーべ」制覇のために開発された秘蔵のバイク
ワールドツアーのレースシーンで活躍するドイツの自転車メーカー「CANYON(キャニオン)」が発表した新型バイク「Endurace CFR(エンデュレースCFR)」は、「荒れた路面でも速く走る」というシンプルな思想から生まれた、革新的「オールロード」レースバイクです。
徹底した情報管理の中、ターゲットレースの「パリ~ルーべ」(フランスで開催される、歴史の長い自転車レースのひとつ)開催に合わせて、満を持して情報が解禁されました。
路面状況に左右されない安定したハンドリングと快適性を確保することで、ライダーの疲労を軽減し、結果として平均速度の向上を実現する。それが開発の核となっています。

開発はアルペシン・プレミアテックとの密接な協働により進められました。春のクラシックレースを主戦場とする同チームのフィードバックが、設計初期段階から反映されています。
すでにマチュー・ファンデルプールが「エアロードCFR」で3年連続勝利を挙げているパリ~ルーべで、それでもなお新型が必要とされた理由は明確です。石畳や悪路といった極限状況において、さらなる信頼性と操作性が求められたためです。
最大の特徴は、エアロ性能と耐久性の高次元な融合にあります。風洞実験では時速45キロにおいて205Wを記録し、「エアロードCFR」との差はわずか1Wに抑えられています。オールロードカテゴリーでありながら、トップクラスのエアロ性能を実現している点は特筆すべきでしょう。
フレーム素材には東レ製T1100およびT800カーボンに加え、YS80ピッチ系ファイバーを採用しています。これによりヘッドチューブ剛性は従来比で約10%向上し、石畳でも正確なライン取りを可能にしています。
さらに、業界基準を上回る厳格な耐久テストをクリア。衝撃荷重や落下試験など、実際のレース環境を再現した条件下で信頼性が証明されています。
足まわりでは最大35mmタイヤに対応し、現代のワイドタイヤトレンドにも適応。快適性とトラクションを向上させるとともに、泥詰まりを防ぐクリアランスも確保しています。
また、VCLS Aeroシートポストは縦方向の柔軟性を大幅に高め、長時間のレースでも身体への負担を軽減します。
さらに注目すべきは、新たに採用されたショートクランクです。クランク長を短縮することで股関節の可動域を広げ、高ケイデンスを維持しやすくなりました。これは長距離かつ高強度のレースにおいて、持続的なパフォーマンスを支える重要な要素となります。
ジオメトリーにはAeroadやUltimateと同様のSport Pro設計を採用し、プロライダーが違和感なく乗り換えられる点も見逃せません。状況に応じてバイクを選択できる柔軟性は、チーム戦略において大きな武器となるでしょう。
すでに実戦では成果も現れています。石畳レースでの勝利や長距離アタックの成功など、過酷なコンディションでその性能が証明されています。「エアロードCFR」が万能である一方、「エンデュレースCFR」は「最悪の条件で勝つためのバイク」として位置づけられています。
速さだけでは勝てないレースにおいて、最後に問われるのは機材への信頼です。その答えとして登場した「エンデュレースCFR」は、新たなオールロードレーシングの基準を提示する存在と言えるでしょう。
販売は完成車のみで、価格(消費税10%込み)は152万円(シマノ・デュラエースDi2/完成車)です。









