人とバイクが共存する島 いまも続く世界最古の公道レースで、マン島独自の文化がみられる

「1ポンドショップ(日本でいう100円ショップ)」の店先にもバイクが。こちらは地元のバイクショップと提携してのPRです。
チョコレートショップの店先にはミニバイクが。
骨董屋さんの店先にはヴィンテージのノートンレーサーが飾られています。
もちろん本屋さんもバイク関係の本がいっぱい。こんなにバイクに関するハードカバーの本が発売されているなんてうらやましいですね。
キッチン用品店のディスプレイには、キッチン用品でバイクのカタチを表現しています。
旅行代理店には早くも来年の予約を募るポスターが掲示されていました。
ライダーのサイン入り写真を販売しているショップもあります。
今年もたくさんのバイクがマン島にやってきましたが、ご覧のように雨続きでたいへんな2週間でした。道路の向かい側は毎年やってくる移動遊園地で、TTウィークを賑やかに彩るアイコンとなっています。地元の子どもたちや若者を楽しませる目的もあるようです。
マン島の首都ダグラスにある老舗のイタリア料理店「パパラッツィ」。ダンロップやアライのサポートでフラッグを掲示したり、スタッフがバイク関係のウエアを来て観戦客を歓迎しています。
マン島の首都ダグラスにある老舗のイタリア料理店「パパラッツィ」。ダンロップやアライのサポートでフラッグを掲示したり、スタッフがバイク関係のウエアを来て観戦客を歓迎しています。
マン島の首都ダグラスにある老舗のイタリア料理店「パパラッツィ」。ダンロップやアライのサポートでフラッグを掲示したり、スタッフがバイク関係のウエアを来て観戦客を歓迎しています。
公園の植え込みもこの通り! ノーブルズ公園というマン島の功労者が作った公園です。病院などを建造した人物で、ノーブルズ公園はTTレースのグランドスタンドやパドックなどが設営されている場所です。
2019年はとにかく雨続きでなかなかレースが開催されませんでしたが、走行していない時間は普通の公道ですので、ご覧のようにビジターたちのバイクで埋まります。
グランドスタンド裏にはたくさんの出店で賑わいますが、マン島警察のブースでは、なんとドゥカティ「パニガーレ」の白バイが展示されていました。
ドゥカティ「スーパースポーツ」の白バイです。まず逃げきれません。
バイクで亡くなったライダーの事故車を展示して交通安全・安全運転を喚起しています。
2019年のマン島TTレース観戦者のバイクを見ると、アクションカムの普及が感じられます。いろいろな種類がありました。
ドローンでの撮影は、2018年から明確に禁止となりました。
パドックでは大人に見守られた小さな子供の姿も。
サイドカーレースをクレッグニバーにて観戦するビジターたち。自撮り棒の使用は禁止されています。
伝説のTTライダー、最多優勝回数がいまだに破られていない故ジョイ・ダンロップの遺族が運営するダンロップ寄金の募金バケツ。コースサイドに障害者宿泊施設を建てて運営しています。普段は牧場の場所を駐車場として解放し、かわりに寄付金を呼びかけています。
日常の道路が非日常のサーキットに変わる光景。左側の生け垣の向こうは民家などで、地元のひとは家の庭から観戦したりします。歩道に座っているのはツーリングのライダーではなく、これからレースを走るレーサーです。
空港の看板にもモータースポーツが浸透しています。左はどう見てもモータースポーツの宣伝に見えますが、実際には会計監査の会社の広告。右は携帯電話会社の広告です。
コンビニエンスストアもTTレース期間中はバイク一色に染まります。モンスターエナジーの広告に採用されているのは、マン島TTレースの現役最多レーサー、ジョン・マクギネスがノートンでバラフブリッジをジャンプしているシーンです。
チャリティショップの店先にもオートバイがディスプレイされ、ライダーたちを歓迎しています。

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