交換用バッテリーの採用で台湾一周も可能! ヤマハが新型電気バイク「EC-05」に込めたデザイン哲学とは

発表会のエントランスには、台湾の街中をイメージしたディスプレイが造り上げられていました
バッテリー交換ステーション「GoStation」に設置されるバッテリースロットルも展示されました。設置場所のスペースに合わせて、このスロットルを複数組み合わせます。ディスプレイされたスロットルにはすべてバッテリーがセットされていましたが、街中にあるステーションには空きスロットルがあり、そこに空になったバッテリーを入れると、充電済みバッテリーが供給されるという仕組み
車両の詳細が説明された後、ヤマハモーター台湾の首脳陣が登壇し、記念撮影
LEDヘッドライトにV字型の切り込みをデザイン。ライトの輪郭も多角形にデザイン変更されています。ヘッドライトにひさしを造るような、流線型のフロントカウルがデザインされています
フロントカウルには、カラーが異なる切り返しパネルとともに、2つのカラーパネルを横断するラインをデザイン。この位置から見ると、ヘッドライトを覆い隠すひさしのようにデザインされたカウル形状がよく分かります
サイドカウルのデザイン。色を変えることで、シートに座るライダーをリアタイヤが支える構造を強調。シート下でサイドカウルを一度膨らませ、車体下方に向かって絞り込むことで視覚的な重心を高くしています
シートは、シートベースとシートフォームはGogoroと共通ながらその形状を変更。また複数のシート表皮を組み合わせ、ライダーシートの後方を少しだけ盛り上げることで、スポーティなシート形状を造り上げています
フロントカウル裏側。一般的なスクーターには収納ボックスなどがデザインされていますが、EC-05ではあえてシンプルなデザインを採用。十分なフットスペースを確保するとともに、クリーンなイメージを造り上げています
ホイールサイズは14インチ。アンダーブラケットのみで支えられるテレスコピック型フロントフォークを採用しています。ブレーキを含めたフロントサスペンション周りはGogoroと共通です
リアは2本式サスペンションを採用。ナンバープレートホルダーはスイングアームに固定されています。フロント同様、ブレーキ周りやリアサスペンションもGogoroと共通です
EC-05とGogoroはEVスクーターの特性をいかし変速機を必要としないため、モーターをフレームマウント。リアタイヤをチェーンで駆動しています。そのためエンジンと変速機、そしてスイングアームが一体化した一般的なエンジンスクーターのリア周りと構造が大きく異なります
デジタルディスプレイはGogoroと共通ですが、ライダーの視線移動を少なくするため搭載位置を変更。そのディスプレイ前方にも多角形デザインのミニスクリーンがデザインされています
シート下は、車体前側(写真左側)に2つの交換式バッテリーを搭載。その脇にあるGogoroロゴのキャップ内側に家庭用電源からも充電可能なコンセント接続口があります。シート下スペースは25リットル。キャップ型ヘルメットが2つ収納できます
ECというモデル名は、ヤマハEVスクーターの代名詞。市場に出ていない開発コンセプトモデルを含め、このEC-05が5モデル目となります
ダイヤモンドブラックと呼ばれるカラーモデル
艶ありパーツと艶消しパーツを組み合わせて、単調になりがちなブラックボディに抑揚が生まれています
フロント周りにも艶ありパーツと艶消しパーツを組み合わせています。収納ボックスを持たないことで、カウル前側と裏側のラインが連続的に形成され、美しいラインが強調されています
シュガーホワイトと呼ばれるカラーモデル。宇宙船のような雰囲気が漂います
カウルのメインパーツに艶ありカラーを使用するシュガーホワイト。光沢を抑えながら、金属感のあるシルバーカラーと組み合わせることでゴージャスな雰囲気に仕上がっています
シートの一部をカラーリングして、サイドカウルの艶消しシルバーカラーとつなげてデザインすることで、リアタイヤから立ち上がる、ライダーを支えるボディラインがよく分かります
艶ありボディによってフロントカウル前側と裏側が繋がったことで、連続したボディラインがより一層艶やかに見えます
ディープブルーと呼ばれるボディカラー。やや緑がかったアイソレートブルーとは異なる雰囲気
Gorgoroが展開する交換バッテリーステーション
発表会に先立ち、台湾では6月10日に簡単なプレスリリースとティザー動画が発表されました。それによってヤマハとGogoroのコラボレーションが大いに話題となったこともあり、発表会には多くのメディアがかけつけました
Gogoroが販売する電気バイク「Gogoro 2」
内蔵されているモーターやバッテリー、車体を構成するフレームのほか、前後サスペンションやホイール、ブレーキ類もGogoroと共通。外装類やシート形状や表皮をヤマハがデザイン。ヘッドライトやウインカーなどの灯火器類の基本ユニットも共通ながら、細部をヤマハがアレンジしています。

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