43年前に創られた「Two Bad」の衝撃 「Master of Customizer」アーレン・ネスの名を世に知らしめた名作に迫る

サンフランシスコのほど近くにある街、ダブリンのアーレン・ネスモーターサイクルズの社屋にはご覧のように「Two Bad」が鎮座。ボーリング場ほどの大きさを誇る社屋二階には歴代のカスタムが並べられ、あたかもミュージアムのような雰囲気となっています
エンジンは900ccハーレー・スポーツスター1000ccにボアアップした上でベルトを介して二機がけで搭載する「Two Bad」。『The basket-of-snakes exhaust』と名付けられたマフラーも複雑な造形を見せつけます
ハンドルバーはネスお得意のティラーバーを装着。トップチューブを廃したフレームならではの造形が独創的です
「Two Bad」ではウェーバー製2スロートキャブレターをデュアルで装着。始動用のインジェクターと燃料を送り込む電磁ポンプなども装備されます。車体前方の三角形の部分はオイルタンクを兼ねた構造です
ハンドルバーに備えられたブレーキマスターシリンダーにもエンジンと同じように彫金が施された「Two Bad」。こうした細かい箇所のフィニッシュがカスタムの芸術性を高めます
ボディ後方の三角部分はガソリンタンクを兼ねた構造。今の時代に見ても車体に与えられたインパクトは絶大です
数多くのカスタムマシン製作のみならず、ビレットパーツをはじめとするオリジナル・プロダクツの展開などで業界における雛型を数多く生み出した偉大なるビルダー、アーレン・ネス。まさに第一人者といっても過言でない人物です
「Master of Customizer」の異名を持つビルダー、アーレン・ネスは1977年にアメリカ、フロリダ州のデイトナで開催された「ライド・イン・ショー」にこの「Two Bad」を出展。昨年、2019年にその生涯を終えるまで数多くのカスタム・マシンを製作し、業界に対して多くの功績を残す人物です。写真提供:バイクス・ザ・マッコイ編集部
エンジン二機がけのドラッグレーサーや他のビルダーが製作したカワサキZ1ベースのハブセンター・ステアリングのマシン、フレーム・トップチューブを持たないマグナサイクルのスポーツスターなど様々なカスタムの要素をミックスし、形になったという「Two Bad」。1977年製作ながら、今見ても色褪せない魅力を放つ一台です

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