一晩で2000台超の鉄スクーターが集結! タイ・バンコクは世界有数のヴィンテージ天国だった! バンコクのMODS(モッズ)クラブ「MODS MORSHIT」。じつはタイをはじめシンガポールやインドネシアにもMODSカルチャーが存在。スクーターのドレスアップやファッションも抜かりなし MODSスタイルの定番であるMODSコートは、常夏のバンコクでも彼らにとっては欠かせないアイテム ホイールカバーやレンズカバーなどUTAH International製のヴィンテージパーツで固めたベスパPX改 タイのカスタムビルター、DJ BOATBEATが手がけたベスパ200GS改。ベスパの名車T5を彷彿とさせるスタイルながら、外装のメタルワークはすべてハンドメイド! 後付けの耐久ライトやシングルシートでレーシングスタイルにカスタムしたランブレッタLi150 スポーティなランブレッタTV150。フロントフェンダーやサイドパネルのドレスアップパーツは貴重なヴィンテージモノながら、チャンバーやフロントフォークのダンパーには現行品をチョイスして独特の雰囲気に 日本ではなかなかお目にかかることができないドイツ・ハインケル製のスクーター。この車両はホットロッドスタイルにモデファイされたもの 思わず二度見した1台は、なんとフジ・ラビットS601C! 数年前にバイクショップ経由でわざわざ日本から輸入したという。彼の周りには複数のラビット乗りがいるらしい……。「警察庁」のレタリングは自作、リアの木箱も日本から輸入したという日本好き 仲間数人でやってきていた女の子。古いスクーターを楽しむ女の子たちの姿も多い この綺麗なランブレッタLi150も女の子がオーナー。チャンバーやフロントの足まわりにもきっちり手が入る。バンコクでは写真のような耐久ライトを後付けするランブレッタオーナーがかなり多い タンデムで遊びにきていた2人。乗っていたのはベスパの160GS。タイで見かけるベスパのほとんどはラージモデルながら、その多くが150STDなどのモデルでGSはかなりの少数派 かなり手が入ったベスパP。ベスパもランブレッタもエンジンをカリカリにチューニングするオーナーが多いのもバンコクの特徴 こちらは現行ランブレッタのブース。タイでも現行モデルは販売されていて、街中ではよく見かける コンディションの良いランブレッタSX200に乗っていた女の子 会場はオールドアメリカンな雰囲気。ESSOやSHELLなどの看板は、ナイトマーケットオーナーが趣味で集めたアメリカビンテージ 2月開催とはいえ、南国のタイは半袖でちょうどいい気候。イベントにはスクーターパーツを売る出店が多く立ち並び、昼間から混雑 イベント開催中はメインステージ上で地元タイのミュージシャンによるライブパフォーマンスが。ロックからパンク、ヒップホップ、レゲエまでありとあらゆる音楽を楽しめる イベントのハイライトは、リアタイヤをバーストさせるまでのタイムを競うバーンナウトGP。ハードなエンジンチューニングを施したベスパやランブレッタがスロットル全開でスキール音を響かせるエキジビジョンは圧巻のひとこと! こちらは4ストロークの現行モデルのクラス。中には途中でエンジンブローするマシンも…… とてもファッショナブルなバンコクのスクータリストたち。スクーター好きなら一度はタイへ飛ぶべし!(コロナが落ち着いたら、ね) 『GO TO SCOOTER』はスクーターに特化したイベントとして毎年開催されており、今回が7回目。タイはもちろん近隣諸国からも観客がやってくる タイ・バンコクで開催された東南アジア最大規模のスクーターイベント『GO TO SCOOTER』の様子 タイ・バンコクで開催された東南アジア最大規模のスクーターイベント『GO TO SCOOTER』の様子(画像はすべて2020年2月撮影/Ryo Tsuchiyama) タイ・バンコクで開催された東南アジア最大規模のスクーターイベント『GO TO SCOOTER』の様子 『TRAIN NIGHT MARKET』に集まってくるタイのスクーターフリークたち。イベントは夕方からスタート 大胆にユニオンジャックをあしらったベスパは適度にヤレたボディが良い雰囲気。こんな感じでおしゃれにスクーターを楽しむオーナーが多い この画像の記事を読む バイク不足で高騰中!愛車の相場を調べてみる>> 画像ギャラリー