グルーヴワークスのカスタムマシンに見る 『カスタムショーの存在意義』とは

特徴的なリア周りが更に強調される後ろ姿はご覧のとおり。空冷OHV-Vツインというハーレーが持つ古典的なムードが数々のモデファイによって、より際立つ仕上がりがマシンには与えられています。タンクやフェンダーの配置などバランスも見事です
エンジンは1340ccの1981年式ショベルヘッドをレストアした上で搭載。オイルラインやプッシュロッドカバーを真鍮製に交換し、クラシカルなムードが高められています。またリアサス位置を変更しながらも低いシルエットを実現すべくワンオフ(一品もの)で製作されたオイルタンクの造形も見事です
キャブは定番のS&S製スーパーEを装着した上で山本製作所製ファンネルをセット。アイドルスクリューやチョークレバーもアルミビレット(削り出し)製に変更されています
純正の角スイングアームを使用しつつ、現行のミルウォーキーエイトと同じようなカンチレバー式ソフテイルとなったリア周り。グリメカ製キャリパーもクラシカルなイメージの演出に貢献します
スプリンガーフォークに差し込む形でセットされたハンドルバーはグルーヴワークス製ワンオフ(一品もの)。グリップはビルトウェル製。そのエンドにセットされるブレーキレバーもワンオフ(一品もの)が装着されている。メーターはモトガジェッド製が違和感なくトップブリッジ中心に収められます
シンプルなテールランプは名古屋のモーターロック製を選択。フェンダーストラットの造形も注目したいポイントです
美しいラインに仕上げられたグルーヴワークス製タンクを飾るペイントは京都のKAMIKAZEピンストライピングが担当。サンバースト塗装の落ち着いたムードが車体の高級感を高めます
クラシカルなソロサドルシートもグルーヴワークス製を装着。こうしたパーツの選択も車体のクラシカルなムードに貢献します
プライマリーはBDL製ベルトによってオープンタイプへ変更。往年のハーレーのようにフットクラッチとなったペグ周りもグルーブワークスによるワンオフ(一品もの)が装着されています
V-Twin製スプリンガーフォークのリアレッグ部にはご覧のとおりブレーキ用油圧マスターを装備。このようにマシンはクラシカルなムードと現代的な装備が混在する工夫が凝らされています。タイヤサイズはこの手のマシンには珍しく19インチを選択
1981年式ハーレーFXSローライダーをベースにあらゆる箇所に手を加えながら些かも違和感を感じさせないこのカスタム。細かな箇所にまで拘ったディテールワークの賜物です
グルーヴワークスのカスタム車両のベースとなったFXSローライダー(写真は1977年の初代モデル)。創意工夫をこめることでスタイルを一新しています
シートを取り外すと国産車用を流用したリアサスはご覧のようにセット。リアフェンダーもスイングアームに固定されているゆえ、タイヤとのクリアランスを保ちつつ通常の走行に支障ないサスストロークが確保されています。ここが走りとスタイルを両立するポイントです
京都の『煌エンジニアリング(現グレーシアインダストリー)』で修行を経た後、2016年にグルーヴワークスを大阪、高槻市で創業した溝尻毅氏は2020年のNOCSが初のアワード受賞。本人曰く「表彰式の時は脚が震えっぱなしでした(苦笑)」と話しますが、同時に「自分のバイクを見て、少しでもカスタムに興味を抱く人が増えて頂ければ」とも語ります。こうした新規のショップが多くの人に名を知らしめることもカスタムショーが持つ意義ではないでしょうか
純正フレームのシートレールをドロップダウンすることでメインフレームからスイングアームにかけて美しいラインを実現するこのマシン。あえて左右出しとなったマフラーも気品と個性を演出します

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