レースで大活躍のドゥカティが採用するメカニズム「デスモドロミック」ってナニ?

ドゥカティのMotoGPワークスマシン「GP24」のV型4気筒エンジンはデスモドロミックを採用
スーパーバイク世界選手権で闘うワークスマシンの「パニガーレV4R」
「パニガーレV4R」のV型4気筒エンジン。デスモドロミック機構をはじめ、点火順序や爆発間隔など多岐に渡ってMotoGPマシンを踏襲している
4ストロークエンジンの概念図
4ストロークエンジンは吸気→圧縮→爆発→排気の4行程で動くため、吸排気バルブの開閉タイミングが重要
ドゥカティ以外のMotoGPマシンは、エンジンの動弁機構に「ニュウマチックバルブ」を採用する。画像はヤマハのワークマシン「YZR-M1」
スーパーバイクレースや鈴鹿8時間耐久ロードレースのベースマシンとなる「パニガーレV4R」は、もちろんデスモドロミックを採用
ネオクラシック系の「スクランブラー」シリーズは、通称“Lツイン”と呼ばれるデスモドロミックの伝統的な空冷2気筒エンジンを搭載
最新のハイパーモタード698 Monoの高性能単気筒エンジンもデスモドロミック機構を採用
人気のネイキッドモデルのモンスターの水冷V型2気筒エンジンもデスモドロミック
2024年の鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦したTeam KAGAYAMAの「パニガーレV4R」は、2023年のワールドスーパーバイクでチャンピオンに輝いたワークスマシンがベースとなっている
タリオーニ技師が考案した3本カム方式のデスモドロミック機構
一般的なバルブの開閉機構(図はカワサキ「ZX-10R」のバルブ周り)。カムシャフトがフィンガーフォロワーを介してバルブを押し下げることでバルブを開き、バルブスプリングの力でバルブが閉じる
ドゥカティのデスモドロミック(図はV型4気筒エンジンの片側2気筒分)。バルブを開く&閉じるためにそれぞれのカムを装備し、ロッカーアームを介して強制的にバルブを開閉するので、基本的にバルブスプリング必要としない
1954年にドゥカティが名門モンディアルから迎えたファビオ・タリオーニ技師

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