バイクのエンジン、フレームに載せるところ見たことありますか? フレームに「エンジンを載せる」ときには各部を保護しよう 知って得するマメ知識も〜日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承〜Vol.38

1973年に国内市場に向けて発売された750RS (Z1E型エンジンをスケールダウンした750cc版のZ2E型エンジンを搭載)。フルレストア企画のベースモデルは、1975年(昭和50年)に国内登録された型式Z2-A後期モデルです
厚手のウエスをダウンチューブにグルグル巻きにして、作業進行しました。水道パイプ用の凍結防止カバー(発泡ウレタンスポンジなので弾力性があって作業性良好)をカットして使うことで、作業性が高まり効果的だと思います。すべてがキズ防止策です
メインフレームのキーポイントである、ステアリングヘッドパイプのベアリングレースとスチールボールは、すべて新品部品に交換しました。このベアリングレース交換も、実は面倒な作業のひとつといえます
作業場所をご提供くださった旧車カワサキ専門店の工房には、プロショップならではの専用特殊工具が豊富に揃っていて、とにかく助かりました。ステアリングのボールレース打ち込みツールは当然ながら寸法もバッチリです
フレームペイントの前にボールレースは抜き取っておいたので、周辺をクリーニングしてアウター外周にグリスを薄く塗布してから作業します。三つ又(アンダーブラケット)は、特殊工具のプッシュツールを使って新ボールレースを叩き込みました
アンダー側のコーン(ベアリングボール)はステム側、アッパー側のコーンはアッパーレースに敷き詰めます。スチールボールが安定するように、グリスをたっぷり塗布してから、グリスを接着剤代わりにボールを安定させて並べます
エンジンと車体の組み立て作業を同時進行で行なっていたので、この状態まで車体の組み立てが進んでいます。エンジン組み立てが先行していれば、コンプリートエンジンを寝かして、フレームを被せるように横向きに合体させればキズが付きにくいです
事務机用でキャスター付きの椅子にコンプリートエンジンを載せて、ゴロゴロとフレームに近づけて搭載するのが良いようです。フレームに寄せてからは、人海戦術で搭載しました。大人3人だったので、余裕で搭載できました
エンジンを搭載したらエンジンマウントボルトをしっかり締め付けます。マウントハンガー部分の塗膜が厚いと、後々マウントボルトの緩み原因になるので要注意です。エンジン搭載完了後は、キャブレターの復元です
分解していたパーツをすべて組みつけ、エンジンオイルを注入したら、スパークプラグを「取り外した状態」で空キックを数十発行いました。バッテリーコンディションが良ければ、セルスターターを空回しでクランキングすれば良いです
エンジンオイルが巡ったところで、プラグキャップにスパークプラグをセットして、スパーク状況を確認します。ASウオタニ製SIIフルパワーキットを装備しているので、スパーク力が強い!! いよいよエンジンに火が入ります
1969年春、ホンダが750cc/4気筒エンジンを搭載したCB750を発売したことから、当初の予定から排気量を拡大した、900cc/4気筒エンジンを搭載した900スーパーフォー/型式Z1を1972年に発売したカワサキ。翌1973年には、国内市場に向けて750RSを発売しました(Z1E型エンジンをスケールダウンした750cc版のZ2E型エンジンを搭載)。フルレストア企画のベースモデルは、1975年(昭和50年)に国内登録された型式Z2-A後期モデルです
事務机用でキャスター付きの椅子にコンプリートエンジンを載せて、ゴロゴロとフレームに近づけて搭載するのが良いようです。フレームに寄せてからは、人海戦術で搭載しました。大人3人だったので、余裕で搭載できました

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