ベスパ最新電動バイク日本初公開 東京モーターサイクルショー2019
ピアッジオグループは、「ベスパ」、「モトグッツィ」、「アプリリア」など個性的なブランドを展開するイタリアのバイクメーカーです。
老舗メーカー揃いのピアッジオグループが「電動ベスパ」を初公開
ピアッジオグループジャパンは、第46回東京モーターサイクルショーで「アプリリア」、「モトグッツィ」、「ベスパ」といった個性豊かな3つのイタリアンブランド、合計11台のモデルを展示しました。

イタリアのスクーターブランド「ベスパ」は、メーカー史上初となる電動バイク、「Vespa Elettrica(ベスパ・エレットリカ)」を参考出品車として日本で初公開しました。
ベスパ「エレットリカ」は、2018年8月に生産開始を発表し、同年11月のミラノショー(EICMA2018)で公開後、ヨーロッパ市場において受注を開始しています。
日本への導入はあるのでしょうか? ピアッジオグループジャパン マーケティングの河野僚太氏にお話を伺ったところ、仕様の変更で日本の道路を走ることが可能にはなるが、価格面で現実的ではないことや、欧州と日本での制度の違いなど、さまざまな理由から日本での販売は未定とのことです。

またブースでは、1921年創業の長い歴史を持つ老舗ブランド「モトグッツィ」が、「クラシックトラベルエンデューロ」をデザインコンセプトに開発された「V85 TT」を、世界のロードレースで戦うレーシングマシンを展開するアプリリアが「RSV4 1100 ファクトリー」、「トゥオーノ V4 1100 ファクトリー」の2019年モデルを、それぞれ日本初公開しました。
価格(税込)は、モトグッツィ「V85 TT」139万8600円から、アプリリア「RSV4 1100 ファクトリー」286万2000円、「トゥオーノ V4 1100 ファクトリー」205万2000円です。
【了】