「アドベンチャーバイク」の先駆けはBMW Motorrad「GS」だった? 最新型「R1250GS」が特別な理由とは

BMW Motorrad「R1250GS」は、オンロードからオフロードまで、あらゆるシーンを駆け抜けるために生み出されたアドベンチャーバイクです。

「GS(ジー・エス)」ってなんだ?

 ドイツの歴史あるバイクメーカー、BMW Motorrad(ビー・エム・ダブリュー・モトラッド)は、1980年にオンロードもオフロードも走ることができる「R80G/S」という市販車を登場させました。見た目はいま言うところの「大きなオフロードバイクの原型」で、かつてない姿に世界中のバイクファンが注目し、その後も「GS(ジー・エス)」という呼び名で新型を出し続け、大成功を収めています。そして2018年12月に国内販売となった「R1250GS」は、当時から続く「GS」を継承する最新型となります。

BMW Motorrad R1250GS(HPモータースポ―ツカラー)にステンレス製ラゲージラックとアルミ製サイドケースを装着した例

「GS」はドイツ語の「ゲレンデ・シュポルト」に由来し、メーカーでは「山野を駆け巡るスポーツモデル」としています。いまでこそツーリング向けのバイクですが、このような姿となった背景にはレーシングマシンがベースにあり、1980年代前半にはフランスから西アフリカまで、砂漠地帯も含むルートを数日かけて走破するパリ-ダカール・ラリーという競技に参戦し、4度の優勝実績があります。

 走る道を選ばず、過酷な環境でも前へ突き進むことができるオールラウンダーの「GS」は、荷物満載で長距離を移動し、長時間走り続けるツーリストが多い欧米のマーケットで当然のように受け入れられ、冒険の旅のパートナーとしてその地位を確固たるものにしました。

 こうしてアドベンチャーバイクという新しいカテゴリを築き上げた「GS」は、モデルチェンジのたびに進化を遂げています。現在では最新の電子デバイスを軸にさまざまな機能を備え、ライダーを安全・快適に遠くへ移動させるため、なによりライダーが走る楽しさを感じられるよう設計されているのです。

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