バイクdeストレッチ Vol.5 〜乗車後は“静的ストレッチ”で使った筋肉を労わりましょう!〜

静的ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、力を発揮しても疲れにくくなり、疲労回復が早まる可能性もあります。シュートボクシングの日本女子ミニマム級王者MIOさんをモデルにライディング中に酷使した筋肉をいたわる方法をご紹介します。

2. 乗車後は“静的ストレッチ”で使った筋肉を労わりましょう!

 前回のシリーズでは、バイクに乗る前の準備運動、“動的ストレッチ”を解説してきましたがいかがだったでしょうか。今回からのシリーズでは、ライディング中に酷使した筋肉をいたわる方法を、やはりシュートボクシングの初代日本女子ミニマム級王者のMIOさんにモデルをお願いして紹介していきたいと思います。

初代シュートボクシング日本女子ミニマム級王者MIOさんにストレッチを実践していただきました

 長時間のライディングを終えてバイクを降りた瞬間、「あれ、何だかんだか下半身の感覚がおかしいな…」、なんて感じたことはありませんか。それは筋肉がこわばったままになっているからです。

 バイクをコントロールする時には、意外と下半身に力が入っています。筋肉は収縮することで力を発揮するので、降りてすぐの状態では縮まったままになっています。つまり硬くなっているので血行が悪くなり、回復も遅くなってしまうのです。

 そんな状態をリカバリーするのが、一般的に知られている筋肉をゆっくり引き伸ばす“静的(スタティック)ストレッチ”です。この方法は、筋肉の柔軟性を高める効果もあります。柔軟性が高くなると、力を発揮しても疲れにくくなり、疲労回復が早まる可能性も高くなるのです。静的ストレッチの1回目は、お尻の部分の筋肉、大臀筋のストレッチです。

2-1.大臀筋

①片足を前に伸ばして座ります。下腿(膝から下)が地面や床と平行になるような感じで片方の脚を腕で抱えます。そこから下腿を引き寄せるように胸に近ずけていきます。「お尻の周りが伸びているな」と感じたら、そのまま30秒ほどキープします。
②片側が終わったら、反対側も30秒ストレッチします。背中を伸ばして行うのがコツ。引き寄せようとし過ぎて、背中が丸まってしまうと、大臀筋を十分に伸ばすことができません。

 このストレッチは、長く歩いたり、ジョギングをしたりした後にも有効です。また、座ったままの姿勢での仕事が多い人も、大臀筋が固まっていることがあるので、伸ばしてあげると血行が良くなります。

静的ストレッチを行い疲労回復!バイクに乗ることが楽しみになったMIO選手

「シュートボクシングの練習や試合の後にも、必ずストレッチをやります。そうすると、本当に疲労の回復が早いんです。逆に、疲れ過ぎたからとサボってしまうと、筋肉痛がいつもより長く残ったりすることもあります。みなさんもしっかりストレッチして、疲れを残さないようにしてくださいね」

MIO
初代シュートボクシング日本女子ミニマム級王者
Energy Fight×Shoot Boxing 48kg級王者
41戦37勝(4KO)4敗(2019年5月15日現在)
1995年、大阪府大阪市出身。身長153㎝、体重48kg(試合時)の小柄な体型ながら、破壊力抜群のスピードのあるパンチと鋭いキックを繰り出す。女子格闘技界期待のシュートボクシング選手。

【了】

お尻の部分の筋肉、大臀筋の静的ストレッチの画像を見る 写真(4枚)

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