スタイルで選んでもソンは無し! 歴史的名車へのオマージュが込められた「アーバンGS」の魅力とは?
排気量1169cc水平対向2気筒エンジンを搭載するBMW Motorrad「R nineT Urban G/S」は、往年の名車「R80G/S」をデザインモチーフにしたスタイルが特徴です。
都会派イメージのデザインコンシャスなバイク
BMW Motorradのラインナップには、電子制御システムや機能満載のモデルがある一方で、純粋にバイクを楽しむために極力シンプルな構成となる「R nineT(アール・ナインティ)」シリーズがあります。

「R nineT Urban G/S(アール・ナインティ・アーバン・ジー・エス)」は、「R nineT」シリーズの一員として2016年にイタリアのモーターサイクルショー「EICMA」で発表され、翌2017年に販売開始されました。
デザインのモチーフとなったのは、1980年に登場した往年の名車「R80G/S」(通称=スラッシュ・ジー・エス)です。
当時はいまのような大型オフロードバイクという概念がなく、「R80G/S」がオンロードもオフロードも走破できる「アドベンチャー」バイクの源流となり、その後「GS」の名を与えられたモデルがこのカテゴリをけん引することになりました。

むき出しのボクサーツインエンジン、白が基調の外装、鮮やかなオレンジ色のシートなど、「スラッシュGS」のイメージが象徴的に「アーバンGS」へ反映されています。
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