バイクdeストレッチ Vol.7 〜乗車後は“静的ストレッチ”でハムストリングスのケアをしましょう〜

静的ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、力を発揮しても疲れにくくなり、疲労回復が早まる可能性もあります。シュートボクシングの日本女子ミニマム級王者MIOさんをモデルにライディング中に酷使した筋肉をいたわる方法をご紹介します。

2. 乗車後は“静的ストレッチ”で使った筋肉を労わりましょう!

 バイクに乗っていると、コーナリング時には意識しなくてもアウト側のステップ抑え込むために、脚部に力が入っているものです。その時に働くのが太ももの裏側、ハムストリングスと呼ばれる部分です。太ももの周辺には、体の中でも最大級サイズの筋肉が集まっていて大きな力を発揮します。しかし、それだけにケアをしないと硬くなりがちです。また、激しい運動などでは肉離れを起こしやすい部位でもあるのです。

初代シュートボクシング日本女子ミニマム級王者MIOさんにストレッチを実践していただきました

 長時間のツーリングや峠道を攻めた後には、面倒くさがらずにしっかり静的ストレッチをして筋肉を伸ばし、血行を回復させるようにしましょう。今回もMIOさんと一緒にやり方を見ていきましょう。

2-3.ハムストリングス

①片側の脚を伸ばして座り、反対側の足を曲げて膝の下に入れます。前に出した脚は完全に伸ばすのではなく、膝を少し曲げておくようにします。
②上半身を前に傾けて、両手でつま先をつかみます。上半身を後ろに戻すようにして、つま先を自分の方向に引き、ハムストリングスを十分に伸ばします。そして気持ちがいいと感じるところで、30秒キープします。

 片側が終わったら、反対側も同じようにしましょう。もしできるのであれば、②の状態からつま先を内側に、そして外側へと各30秒ずつひねってあげると、さらに広い範囲をストレッチすることができます。強い力で無理に伸ばそうとする必要はありません。じっくりと伸ばすようにしてください。

静的ストレッチを行い疲労回復!バイクに乗ることが楽しみになったMIO選手

「太もも筋肉は、本当に大きな力を出せます。キックの時は、蹴る側の脚だけでなく、軸足もしっかり踏ん張らないといけないんです。だから、強さと同時に柔軟性も大切。しっかりストレッチしてください」

 次回は拮抗する筋肉、太もも前面にある大腿四頭筋を十分に伸ばして、柔軟さを取り戻す静的ストレッチを紹介します。

MIO
初代シュートボクシング日本女子ミニマム級王者
Energy Fight×Shoot Boxing 48kg級王者
41戦37勝(4KO)4敗(2019年5月15日現在)
1995年、大阪府大阪市出身。身長153㎝、体重48kg(試合時)の小柄な体型ながら、破壊力抜群のスピードのあるパンチと鋭いキックを繰り出す。女子格闘技界期待のシュートボクシング選手。

【了】

太ももの裏側、ハムストリングスの静的ストレッチの画像を見る

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