ボクサーエンジンの電気化? BMW Motorradが新時代のネイキッドバイク、コンセプトモデルを発表

BMW Motorradは伝統的なボクサーツイン(水平対向2気筒)エンジンを筆頭に、単気筒から6気筒まで多様なエンジンを搭載するモデルや、電動スクーターもラインナップするドイツのメーカーです。

電動化への追求から生み出された新時代の「ビジョン」

 バイクのみならず、モビリティの電気化は世界規模で展開しています。ドイツのグローバル企業、BMWグループは、同社が保有するクルマ、バイクのブランドにおいて、2023年までに25の電動モデルを完成させると発表しました。

実際に走行シーンが公開された「BMW Motorrad Vision DC Roadster」

 そのなかでバイクカテゴリにおいては、BMW Motorradの将来像、未来のコンセプトモデル「BMW Motorrad Vision DC Roadster」を掲げ、技術の進化はもちろんのこと、伝統をいかにデザインへ落とし込むかを追求し、具現化しました。

 公開された映像や画像を見ると、BMW Motorradのアイデンティティとなっているいくつかの要素が見事に車体へ反映され、単なる置物ではなく、走行可能な状態で紹介されています。

 水平対向2気筒(フラットツインもしくはボクサー)エンジン、シャフトドライブ、デュオレバーなど、いずれも「これが未来の姿か!」と明確に想像できるものになっています。

 一目でBMWのバイクだとわかるのは、やはりエンジン部から横方向に突き出した左右の物体でしょう。実際の内燃機エンジンではシリンダーですが、この「DC ロードスター」では、走行風を取り込む、大型バッテリーの冷却システムとして機能します。

 車体の構成は、もっとも大きく重たいバッテリーを中心に、前後にホイール、上部にライダーが乗るためのフレーム、そしてハンドルなどと、じつにシンプルです。電気駆動部品は比較的コンパクトに収まっており、ドライブシャフトへダイレクトに動力を伝えます。

「BMW Motorrad Vision DC Roadster」

 今回発表された「BMW Motorrad Vision DC Roadster」について、メーカー広報担当者は以下のようにコメントします。

「このたび本国で開催されたプレス向けカンファレンスは、将来のモータリゼーションのテーマに対し、メーカーとしての方向性を明らかにしたものです。現時点では、とくに新製品のリリースや日本への導入といった情報はございません」

※ ※ ※

 内燃機エンジンから電動化への移行は、BMWのようなグローバル企業が動くことによってより具体的となり、さらに加速していくことでしょう。また道具としてのみならず、運転する楽しさ、「ファン」や「プレジャー」の側面も、新たな時代を迎えようとしているのです。

【了】

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