ハスクバーナが電動バイクをリリース! メーカー史上初のプロダクツは「子供用」
「ハスクバーナモーターサイクル」は、スウェーデン発祥のバイクメーカーです。メーカー史上初となる電動バイクは、子供向けの競技用車両として新登場しました。
小さな車体に本格スペックを詰め込んで登場
ハスクバーナモーターサイクルの2020年新型車、キッズ向け電動バイク「EE 5」は、同ブランドの電動モビリティにおける最初のステップとして登場し、ハスクバーナが持つモトクロスの歴史と現代の技術が融合したモデルとなっています。

「EE」は「電気エンジン」を表し、「5」はキロワットの出力を表します。排気量50ccの燃料エンジン車に対抗するキッズ向けの本格的な競技用モデルで、最大の特徴は子供の成長に合わせて走行モードや車格を調整可能とし、ライダーと一緒に進化するよう設計されている点です。
車体はフルサイズモトクロスレンジをモデルにしており、フレームは高強度クロモリスチール、前後ともWP製サスペンション(XACTエアフォーク&スイングアームに直接リンクされたモノショック)、油圧式ディスクブレーキを装備しています。
シートの高さは複数のレベルで調整可能とし、標準モデルで698mmのシート高は653mmに下げることができ、トリプルクランプのフロントフォークを下げると同時に、リアショックを別の位置に取り付けることでローダウンされます。さらに、別売りのサスペンションローダウンキットを使用すれば、556mmまで下げることもできます。
ピークパワー5kWの電気モーターは84個のリチウムイオン電池で駆動します。クラッチやギアが無いため、若いライダーにとってはシンプルにライディングに集中することができるでしょう。

ステアリングヘッドとシートの間に配置された多機能インストルメントパネルは、バッテリー残量表示のほか6つの走行モードが選択可能となっており、技量に応じて適したパワー特性に切り替えができます。
搭載される907Whリチウムイオンバッテリーは、モーターの真上にマウントされたアルミダイキャスト製のケース内に収められ、地形やコンディションにもよりますが、初心者の場合は2時間以上、本格的なレースの場合はおよそ25分の走行を可能としています。満充電にかかる時間は約70分です。
安全性に関しては、転倒の際にモーターを停止させるロールオーバーセンサーキルスイッチを装備し、またライダーの左手首に通すストラップにより、車体と離れてしまった際にキルスイッチが働くようになっています。

グラフィックはフルサイズのモトクロスバイクと同様に、白を基調として青と黄色の配色が印象的となっています。また、車両と同時に子供向けのヘルメットやクロージングもリリースされました。
ハスクバーナの新型電動バイク「EE 5」に関して、ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパン広報担当者によると「現状では発表以上の情報はなく、日本への導入などについても未定です」とのこと。
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ブランドとしては初となる電動バイクが「子供向け」というところに意外な印象を受けますが、モトクロス、エンデューロの世界で数々の実績を持つハスクバーナですから、フルサイズのニューモデルが登場する日も遠くないかもしれません。
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