ついにバイクもシェアリングの時代に突入!? ホンダとのタッグにより実現した「HELLO SCOOTER」が始動

自転車のシェアリングサービス「HELLO CYCLING」を展開する「OpenStreet」は、2019年夏頃より東京・埼玉・千葉でスクーターのシェアサービス「HELLO SCOOTER」を開始します。ホンダとの技術提携により実現したこのサービスは、どのような特徴があるのでしょうか。

革新的なスクーターシェアリングサービス「HELLO SCOOTER」とは

 全国約200市区町村で自転車のシェアリングサービス「HELLO CYCLING」を展開する「OpenStreet」は、ホンダの技術協力のもとスクーターのシェアサービス「HELLO SCOOTER」を2019年夏頃より東京・埼玉・千葉で展開します。

貸出車両の候補となっている原付一種スクーターホンダ「ベンリィ」

 専用アプリケーションを使用することで、スクーターの貸出および返却場所である「ステーション」の検索や利用予約、決済までの一連の手続きを行える同サービスは、2016年より展開している「HELLO CYCLING」同様、「ワンウェイトリップ(乗り捨て)方式」を採用。エリアを問わずすべてのステーションに返却することが可能なほか、ヘルメットも備え付けられています。

 OpenStreetによると、この方式を採ることで街乗りや観光などに加え、配送サービスなどのビジネスユースも想定しているといいます。

移動をシームレスにつなぐ「MaaS」時代に向けた新しい価値の創出

 2019年夏にサービスを開始する予定の「HELLO SCOOTER」では、OpenStreetが開発した通信ユニットを接続したホンダの原付一種スクーター「ベンリィ」や、原付き三輪「ジャイロ/ジャイロキャノピー」が使用されるといいますが、「HELLO SCOOTER」とはいったいどのようなものなのでしょうか。OpenStreetの広報担当にうかがってみました。
 
「HELLO SCOOTER」はいつごろから計画されたのでしょうか。

―――2018年8月ごろに、本田技術研究所の方からシェアサイクルのIoTデバイスやアプリのシステムを、スクーターシェアにも応用できないかとご相談をいただき、プロジェクトがスタートしております。(※編集部注:IoT=Internet of Thingsの頭文字を取ったもの。従来インターネットに接続されていなかったモノが、ネットワークを通じてサーバーやクラウドに接続される仕組み)

 自転車とは異なり、免許登録や安全面などの検討、初めて(もしくは久しぶりにスクーターを)ご利用されるユーザーに対して、車体の貸出返却だけではなく、車体自体の利用方法や注意点事項を利用者にいかにストレスなく伝えるかを検討して参りました。

「HELLO SCOOTER」の一番の利点や今後の展望について教えてください。

―――アプリで数分で予約から貸出し、返却が可能であることを社会に浸透させ、スクーターでの新しい利用シーンを創出できればと思っています。

任意保険などの加入についてはどのように対応されるのでしょうか。

―――ユーザー利用料金に常に含まれる形を想定しております。

「HELLO SCOOTER」を実現するうえで、一番苦労された点について教えてください。

貸出車両の候補となっている原付き三輪ホンダ「ジャイロX」

―――女性が手軽にバイクで移動するイメージや認知啓蒙、または、男女問わずにスクータを利用してもらうための車体選定などとなります。

 いくつかの車体を準備することで、多様なシーンや多様なニーズ(性差含めて)に応えることができるようにしております。

「HELLO SCOOTER」は、現在、展開しれている自転車シェアサービス「HELLO CYCLING」と同様のシステムと考えてよろしいでしょうか?

 基本的に同じシステムとなり、ステーション型のモビリティのシェアのサービスです。専用のステーションに行くとスクーターがあり、アプリでロックを解除して利用ができます。返却も専用のステーションに行っていただきます。

今後、車種を拡充する計画はありますか?

―――現状では具体的な車種はお答えできませんが、いくつかの車体を準備することで、多様なシーンや多様なニーズ(性差含めて)に応えることができるようにしていくことを検討しています。

ホンダとの技術提携による安心のサポート

 スクーターのシェアリングという新しいサービスに対して技術協力したホンダは、「HELLO SCOOTER」についてどのように考えているのでしょうか。広報部の担当者は次のように話します。

「今回のサービスはあくまでもOpenStreet様が主導のものですが、ホンダとしても車両に取り付ける通信ユニットの技術、ユーザー属性の解析など多くのメリットがあります。

 また、現段階でははっきりとお答えできませんが、車両の整備につきましてもホンダが全面的にサポートしていく予定です」。

※ ※ ※

「HELLO SCOOTER」の利用料金等についてはサービス開始前にホームページで発表されるといいますが、これまでにない例をみないバイクのシェアリングサービスがどのような広がりを見せるのか、期待が掛かります。

【了】

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