鈴鹿8時間耐久に挑むSBK王者KRTのジョナサン・レイ選手 ポールポジションよりも決勝重視!!

1993年以来のワークス体制で8耐優勝を狙うKawasaki Racing Teamは、昨年に引き続きSBK王者のジョナサン・レイ選手とチームメイトのレオン・ハスラム選手、初参戦のトプラック・ラズガットリオグル選手で参戦します。

ワークス体制で1993年以来の8耐制覇を狙うカワサキ

 第42回鈴鹿8時間耐久ロードレースに18年ぶりに復帰したKawasaki Racing Teamは、2日目の合同公式テストを前に会見を行いました。SBKチャンピオンのジョナサン・レイ選手は、先週行われたスーパーバイク選手権第9戦アメリカでレース1とスーパーポールを制し、2019年もランキング首位で鈴鹿8時間耐久に帰ってきました。

左:レオン・ハスラム選手 / 右:ジョナサン・レイ選手

 1回目の合同公式テストでハスラム選手が仕上げたZX-10RRは、昨年からアップデートとされており、まだセッティングの余地があるようです。

 KRTでの参戦についてレイ選手は、「KHI(カワサキ重工業)からワールドスーパーバイク(以下:SBK)の経験を取り入れた仕組みでやろうと提案され、耐久とスピードレースのミックスのようなチームを作り上げることを求めて、私たちも頑張っています。KHIとKMJ (カワサキ・モータース・ジャパン)とKRT(Kawasaki Racing Team)3つの組織が一緒になり最高のチームを作り上げています。

 3つの組織にはコミュニケーションが一番重要です。特にバイクのセットアップに関しては、メカニック達と話し合い、さらにレースの戦略も今まさに練っているところです」

Kawasaki Racing Team8耐ピット

 18年ぶりに復活したカワサキワークスは、今回の8耐で注目されています。去年と気持ちに変化があるのかレイ選手に聞いてみました。

「何年も前から感じていますが、チームグリーンによる8耐の体制はカワサキワークスとほぼ同じだと感じています。しかし、今年はKRTでの参戦で様々な点がパワーアップしています。ヨーロッパで戦う2人のライダーが短期間テストを行い8耐に出場することは、他のチームと比較しても経験が少ないとは思ってはいます。他のワークスチームとは違い私たちはSBKを中心としたチームなので期待値0の中でも良い結果が残せるようにします」

Kawasaki Racing Team ジョナサン・レイ選手

 昨年の8耐は、2分5秒463でポールポジションを獲得し、24日に行われた第2回合同公式テスト初日には総合4位の2分07秒614を記録しています。予選やトップ10トライアルで目標にしているタイムについてレイ選手は、「一番速いタイムを狙っています(笑)もしかしたら雨かもしれませんが……。トップ10はあまり重要視していません。一番のポイントは、8時間のレースを走りきることであり、あまり予選は重要視してはいません。

 カワサキは、SBKでも素晴らしい結果を出しています。目標に向かうことがカワサキの特徴だと思っています。レースに関わっている人全ての情熱を感じることができる8耐で、その一員になることは、非常に光栄です」と語っています。

※ ※ ※

 5連覇を目指す#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMや好調のホンダ勢にSBKチームで挑むKawasaki Racing Teamの王者ジョナサン・レイ選手は、鈴鹿8時間耐久でどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか?

【了】

Kawasaki Racing Teamの画像を見る

画像ギャラリー

最新記事