鈴鹿4時間耐久 決勝2位に入ったグリーンクラブ能塚の監督、ライダーに聞いた!
鈴鹿4時間耐久ロードレースで2位表彰台を獲得した#69グリーンクラブ能塚の上野監督と植垣創平選手にお話を聞いた!
九州の名門、グリーンクラブ能塚!!
鈴鹿4時間耐久ロードレースで2位表彰台を獲得した#69グリーンクラブ能塚の上野監督と植垣創平選手にレース前にお話をお聞きしました。

――九州でグリーンクラブ能塚は名門チームだと思うのですが、上野監督は普段どのような関わりをしていますか?
僕は九州で佐賀カップというミニバイクのオーガナイズをしています。それと草レースが沢山あるのですが、大人や一般向けのレースを何十年もやってきています。ちなみにMFJのロードレース委員もやってます。
――4耐に参戦する意義は?
出ると決まった時から人選が始まるのですが、ばらばらだった人たちが4耐に出場するということで集まり、そこに集まった人が協力し、ベストを尽くそうとチームの環境が出来上がっていくのが、面白いんじゃないですか。

――ライダーを育てたいというよりは、バイクを楽しみたい感じでしょうか?
いや、4耐に出ることでみんなタフになるじゃないですか。人間関係の確認から入って、どう関わって、できるだけ良い結果を求めるには自分はどうしたらいいのか、きっかけになるじゃないですか。
それは、ピットクルーもヘルパーも監督も、会場に来れなくても手伝ってくれた人も、ライダーも一緒だと思う。ライダーは、これだけの台数が一緒に鈴鹿サーキットを走るというのはザラにないので、その中で結果を残したい。一つでも良いポジションを求めるのは欲だから、それに向かって非常にタフになる。人も育つし、チームの纏まりもできるのかな。
4耐出場は人生経験と語る植野選手
レース前に#69グリーンクラブ能塚の植垣創平選手にもお話をお聞きしています。

――4耐出場は何回目ですか?
2回目です。
――最初に4耐へ出た時はどうでしたか?
楽しかったですね。
――4耐に出る意義は?
チームのワークや人が多いのでいろいろと話し合うのが本当に楽しいですね。4耐では表彰台を目指しています。
――ライダーとして目指していることは?
ライダーとしては何も目指していません。趣味です。楽しく走って就職できたらいいですね。4耐出場は、人生勉強です。
――マシンの特徴を教えてください。
セットアップについては全くわかりません。メカニック任せです(笑)
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名門チームグリーンクラブ能塚は、人を育てあげるチームの結束力、サポート体制や経験値が、悪天候の4耐決勝レースでの活躍に結びついたのでしょう。
【了】