M・マルケス選手が3戦ぶりの勝利 4年連続の年間チャンピオンに一歩前進

2019 MotoGP第13戦のサンマリノGPが、2019年9月15日にレッドブル・リンクで開催されました。今回のレースでは、ポイントランキング1位のM・マルケス選手(ホンダ)と2位のF・クアルタラロ選手(ヤマハ)が熾烈なトップ争いを演じました。

M・マルケス選手が3戦ぶりの勝利

 2019年9月15日にイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリにて、2019 MotoGP第13戦サンマリノGPが開催されました。

最終ラップまでトップを走行したのファビオ・クアルタラロ選手(ヤマハ)

 12戦を終え6勝を記録している予選5番手スタートのマルク・マルケス選手(ホンダ)は、予選3番手スタートのファビオ・クアルタラロ選手(ヤマハ)と終始、熾烈なトップ争いを繰り広げます。

 第11戦、12戦のレースでは、最終ラップまでトップをキープするも、最後に逆転を許してきたM・マルケス選手ですが、サンマリノGPでは最終ラップでトップを走るF・クアルタラロ選手を交しトップでチェッカーフラッグを受けました。
 
 最終結果は1位M・マルケス選手(ホンダ)、2位F・クアルタラロ(ヤマハ)、3位M・ビニャーレス選手(ヤマハ)、4位V・ロッシ選手(ヤマハ)と続きます。

 今回の勝利によって、M・マルケス選手は総合ポイントを275点に伸ばし、2位のA・ドヴィツィオーゾとの93点差まで広げています。表彰台を獲得した3選手は以下のようにコメントします。

●マルク・マルケス選手

ポイントランキングトップのM・マルケス選手(ホンダ)

「正直、優勝しなければならないというレースではありませんでした。リンスがリタイアし、ドヴィツィオーゾが後方にいたからです。でもモチベーションが上がっていました。

 できる限りファビオについていき、アタックすべきかどうか考えていました。最終ラップにアタックすることを決めました。3コーナーでファビオが速いことは分かっていたので、その前にアタックしました。
 
 そしてできる限りコーナーで隙を作らないようにしました。今日はファビオがとても力強いレースをしました。僕はなるべくスムーズに走ろうと思いました。イタリアで優勝することができてよかったです。もっとよかったのは93ポイントのアドバンテージができたことです」。

●ファビオ・クアルタラロ選手

最後まで熾烈なトップ争いを演じたF・クアルタラロ選手(ヤマハ)

「ただただ、この結果をうれしく思います。最後までレースをリードしていましたが、マルコが最終ラップで仕掛けてくることはわかっていました。実際にその時が来て、一旦は抜き返すことに成功。でも2回目に抜かれたときには、ちょっとはらんでしまって、もう挽回は不可能でした。

 第11コーナーでは私のほうが少し速かったので、最後まであきらめることなく戦い続けましたが、結局は2位に留まらざるを得ませんでした。マルコは終盤、タイヤの片側のグリップで優っていました。でも私は右側にアドバンテージを感じることができたので、タイヤをコントロールする方法を身につけた結果だと誇りに思いました。
 
 全力を賭けて戦いましたが、最終ラップのバトルではマルコのほうが経験豊富。今日もその強みを生かして優勝をさらっていきました。彼との優勝争いは初めてで、ここまでの私のキャリアのなかで最高の瞬間になりました」。

●M・ビニャーレス選手

3位を獲得したM・ビニャーレス選手(ヤマハ)

「トップに1.5秒差まで近づいての3位ですから、とてもうれしい結果です。レースのたびに少しずつ差が縮まっていて、ここからさらに、いかに速く、いかに安定して走れるようになるかを懸命に追求しているところです。

 今日のミサノ・サーキットは路面がとても滑りやすい状態でしたが、そのなかで上位争いを展開することができました。ここに来てようやく、いろいろなことが分かってきたという感じです。
 
 もちろん、まだまだ不十分ですが、少しずつ自信がついてきていますし、ヤマハのマシンが正しい方向へと進んでいることは間違いありません。私たちは日に日に調子を上げています。私自身もしっかりと前進を続けるなかで、優勝争いのポテンシャルを実感し始めています」。

※ ※ ※

 2019 MotoGP第14戦のアラゴンGPは、9月22日にモーターランド・アラゴンで開始されます。

【了】

2019 MotoGP第13戦サンマリノGP

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