数々のレジェンドライダーやマシンを生み出した名門モリワキレーシングが2019年シーズンで活動休止!
数々の栄光を手にしてきたモリワキレーシング、2019年をもってレース活動休止。二輪車の環境性能を含めた高性能パーツの開発・製作が急務と判断!
長きに渡りレースに参戦してきたモリワキレーシング活動休止
モリワキレーシングは、2019年をもって鈴鹿8時間ロードレース及び全日本JSB1000クラスへの参戦休止を発表しました。

モリワキのレース活動は、1978年の鈴鹿8時間耐久レース参戦(モリワキZ1000)から始まりました。1970年代から1990年代にかけ全日本TT-F1クラスなどに精力的に参戦し、ワークス勢と互角に争っていました。
全日本選手権が改造範囲の狭いJSB1000に移行してからは、ホンダからRC211V用V型5気筒MotoGPエンジンの供給を受けオリジナルマシンMD211VFで参戦。さらに2010年から開始されたMoto2では、専用マシンMD600を開発し、最終的に5チームからのオファーを受けマシンを供給しました。

2010年のMoto2は、MD600を駆ったトニー・エリアス選手が7勝をあげチャンピオンとなりマニュファクチャラーズランキングでも2位の成績を残しています。
モリワキレーシング出身のライダーは、WGP500ccチャンピオンのワイン・ガードナーやケビン・マギー、八代俊二、宮城光など数々のライダーを輩出しています。

JSB1000には、2016年に8年ぶりに復帰、2017年には鈴鹿8時間耐久にも復帰し参戦していました。モリワキレーシングから2019年シーズン終了をもってレース活動休止に関するリリースが発表されました。
「今回の決断は苦渋の選択となりましたが、将来のレース活動への取り組みを中長期的に再編するという意味合いを持つポジティブな選択だと考えております。
これまで、ベース車に独自の改良を施した車両でJSB1000クラス参戦してまいりましたが、長きにわたりコンストラクターとしてこだわってきたモリワキスタイルの“ものづくり”の観点から、現状のプレミアムクラスヘの参戦継続を休止すべきと判断いたしました。
これからの時代、二輸アフターパーツ業界においても環境性能を含めた高性能パーツの開発・製作が求められます。この分野において、イニシアティブを発揮しリーディングカンパニーとなれるよう研究開発を行うと同時に、将来、私たちにとって魅力的な鈴鹿8耐や新しいレースカテゴリーが生まれた時に復帰出来るよう、経営基盤の強化を行います。
レース参戦には多くの困難もありましたが、ファンの皆様や協力していただいた関係の皆様のご支援に支えられながら全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦し、4年間でポールポジション1回、表彰台3回、優勝1回を獲得することが出来ました。
また鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいては、2017年予選7位/決勝27位、2018年予選9位/決勝8位、2019年予選10位/決勝9位という成績を修めることか出来ました。
6年間モリワキレーシングに所属し、2014年/2015年と2年連続で全日本J-GP2チャンピオンをモリワキオリジナルフレームのMD600で獲得するなど、輝かしい成績を残してくれた高橋裕紀選手にも改めて謝意を表したいと思います。
モリワキは今後、すそ野を広げるレース活動及びサービスに重点を置き、お客様に楽しんでもらえる活動や企画を強化します。また、魅力的な商品を販売できるよう様々なカテゴリーで研究開発を目的としたサーキット走行やレース参戦、時にはサーキット以外でのサポートや企画を積極的に取り組みモータースポーツの一層の発展に貢献すべく、邁進します。
これまで、温かいご声援をいただいたファンの皆様、レース活動をご支援いただいた関係者の皆様に対し、心より御礼申し上げます。舞台は変わりますが引き続きモリワキスピリッツを胸に、挑戦してまいります」
【了】



