セパン8時間耐久プラクティス開始 最速タイムはF.C.C. TSRホンダ・フランスが記録
2020年最後のビックイベントEWC第2戦セパン8時間耐久レースのプラクティスが始まりました。EWC第1戦ボルドールは荒れた展開でしたが、初開催のセパンでは波乱は起きるのでしょうか?
セパン8耐午前フリープラクティス開始後豪雨で赤旗
2019-2020EWC世界耐久選手権第2戦セパン8時間耐久レースは11日、プラクティスが行われましたが激しい豪雨のため赤旗が出され中断しています。夜にはナイトセッションの走行も予定されています。

鈴鹿8時間耐久に次ぐアジア2カ国目で初開催のセパン8耐には、2019-2020 FIM EWCにフル参戦する36チームのほか、ヤマハ・セパン・レーシングや日本のHonda Asia-Dream Racing with SHOWA、RS-ITOH、TEAM SUGAI RACINGなどを含め51チームが参戦しています。
注目のヤマハ・セパン・レーシングは、MotoGPペトロナス・ヤマハSRTから参戦中のフランコ・モルビデリ選手、SBK参戦中で鈴鹿8耐を4回制しているマイケル・ファン・デル・マーク選手、マレーシアのスターライダーでMotoGPのコンペティター、ハフィス・シャーリン選手で8耐に臨みます。
プラクティス最速タイムは、F.C.C. TSRホンダ・フランス マイク・ディ・メリオ選手の2:05.796、2番手にはヤマハ・セパン・レーシング フランコ・モルデビリ選手の2:06.806、BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM、YART-YAMAHA、Honda Asia-Dream Racing with SHOWAの順で続きました。

鈴鹿8耐と同様、トップ10トライアルで、予選の後に最終スターティンググリッドが決まります。セパン8耐では、予選でトップ10チームそれぞれの最速ライダーが、日暮れを迎えてから1周アタックします。ポールポジションから10番目までが、その結果によって決定します。

また前日には、セパン・インターナショナル・サーキットで開催されるFIA WTCRの最終戦レース・オブ・マレーシアに参戦する8台のマシンと、EWCセパン8耐に参戦する14台のバイクが市街地に登場、クアラルンプール市街地でパレードランが行われました。
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