EWC第2戦セパン8耐予選 MotoGPライダーも起用したヤマハ・セパン・レーシングがPP獲得
EWC第2戦セパン8時間耐久レースは、トップ10トライアルが行われ2:04.647をマークしたヤマハ・セパン・レーシングのF・モルデビリ選手がポールポジションを獲得しました。SSTクラスは日本から参戦のTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWが獲得し、鈴鹿8耐の再現を狙います。
SSTポールポジションは日本から参戦のTONE RT SYNCEDGE 4413 BMW
EWC第2戦セパン8時間耐久レースは、予選と日暮れにTop10トライアルが行われ決勝のグリッドが決定しました。2回の予選セッションを終えてヤマハ・セパン・レーシングが暫定トップに立ち夜に行われるトップ10トライアルに臨みました。

トップ10トライアルの結果は、1位ヤマハ・セパン・レーシング F・モルデビリ選手2:04.647、2位Honda Asia-Dream Racing with SHOWA ソムキアット・チャントラ選手2:05.440、3位F.C.C. TSR Honda France J・フック選手でした。

SSTクラスは、日本から参戦のTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWがトップタイムを記録。鈴鹿8時間耐久レースSSTクラスでも優勝を飾っているTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは、昨シーズンのFIM世界耐久SSTクラスチャンピオン、フランスのモト・アインと互いにタイムを何度も塗り替え、激しいトップ争いを繰り広げました。
SSTクラスポールポジションを獲得したTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWにお話をお聞きしました。
■星野知也選手

――今日の予選はいかがでしたか?
僕の場合は1回目のタイムを2回目は超えることができなかったのですけど、2回目はちょっとマシンに問題があって、その分若い二人が頑張ってくれてなんとかストックポールポジション取れたのが、すごく嬉しいです。
――決勝へ向けての意気込み
もちろん勝ちたいんですけど、レギュラーストックチームの上位陣が、どういう作戦で来るのかわからないので、僕たちは鈴鹿と同じようにひたすら全開で走るという感じになるでしょう。がんばります。
――雨は降るとみてますか?
それはねぇ~世界のレインマスターになりきれない予感があるので、できればドライがいいかな。微妙なコンディションの方が僕らには有利かな(笑)
■石塚健選手

――予選はいかがでしたか?
ポール取れて嬉しいです。本当にライダー3人ともペースも揃ってますし、ここまで順調なので、今日は良い日になりました。
――決勝へ向けての意気込み
鈴鹿8耐の時もそうだったんですけど、個人的にレースには課題を残していて、足をひっぱっちゃった部分もあるんです。鈴鹿8耐では、アウトラップインラップのペースとアベレージをコンスタントに刻めてなかったので、そこを見直して、今回しっかりと3人で合わせていければと思います。
■渥美心選手

――今日の予選はどうでしたか?
予選は攻めました。自分の持っている全てを出して頑張った感じです。結構落ち着いていたので。鈴鹿の時よりは全然リラックスしてました。
――ポールポジションですが感想は?
嬉しいですね。耐久=予選はそんなに関係ないとは思いますけど、速いヨーロッパのSSTチームがいる中で、トップで終え存在感を出せたのはチームにとっても自分にとっても良かったなと思います。
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初開催のEWC第2戦セパン8時間耐久レースは、現地時間12月14日午後1時にスタート、日没後にゴールを迎えます。
【了】