ファンティックの2ストモデル「XE125/XX125」 ヤマハ製エンジンを搭載した競技車が登場
イタリアのバイクブランド「ファンティック・モーター」製のバイクを取り扱うサインハウスは、ヤマハ製のエンジンを搭載した競技車両「XE125」および「XX125」の予約を開始しました。どのような特徴があるのでしょうか。
レースでも好成績を収める最新車両
イタリアのバイクブランド「「FANTIC Motor(ファンティック・モーター)」」製のバイクを取り扱うサインハウスは、ヤマハ製のエンジンを搭載した競技車両「XE125」および「XX125」の予約を5月31日より開始しました。

2019年11月に開催されたバイクの見本市「EICMA2019(エイクマ2019)」で水冷2ストロークエンジンを搭載したモトクロスモデル「XX125」とエンデューロモデルの「XE125」を発表したファンティックは、競技車両の発表と共にレースシーンへの復帰を宣言。
2020年よりInternazionali d’Italia MX EICMAシリーズに「XX125」 で参戦し、初戦でポディウム(3位以内でフィニッシュ)を獲得しています。
また、同車両ではヤマハ製のエンジンが搭載されていますが、これはファンティックがかねてよりモトーリ・ミナレリ(ヤマハ・モーター・グループが所有)製のエンジンを採用していることが由来といいます。
現在は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐために開催を見合わせている次戦や、エンデューロのレースでも好成績が期待できるファンティックは、「XX125」を6月、「XE125」を7月より生産する予定です。
先行予約特典として、パリコレにも参加した経歴のあるファッションデザイナー荒川眞一郎氏が手掛けるブランド「SHINICHIRO ARAKAWA」とファンティックのコラボによるフーディもプレゼントされる「XE125」および「XX125」の価格(税別)は90万円からとなっています。
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