ヤマハ「XSR700」カスタム公開 1970年代のレーサーをモチーフにした「Disruptive」とは
ヤマハ・ヨーロッパが企画するカスタムバイク・プロジェクト「Yamaha Yard Build」では、様々なスタイルのカスタム車両が生み出されてきました。新たに公開された「Disruptive」はどのようなカスタムなのでしょうか。
往年のレーサーの雰囲気を踏襲
ヤマハ・ヨーロッパは、世界で活躍するプロのカスタムバイクビルダーとのコラボレーション企画「Yamaha Yard Build(ヤマハ・ヤード・ビルド)」の一貫として製作した「Disruptive」を公開しました。
ヤマハのネオレトロ・ネイキッド「XSR700」をベースにしたDisruptiveは、フランスのBarbara Motorcycleがデザインし、パリに拠点を置くBad Winnersが製作したカスタムバイクです。
Bad WinnersはこれまでF1ドライバーであるシャルル・ルクレール選手のカスタムバイクなども手掛けてきましたが、1970年代に米国のオーバルレースで活躍したヤマハのフラットトラック用バイクをイメージしたDisruptiveでは、カーボン素材で成形された筋肉質なタンクとスリムなシートユニットを新たに成形。
YZF-R1用のフロントフォークやKOSOのカスタムLEDヘッドライ、アップライトでワイドなハンドルバーを装備することでフラットトラック用バイクのような雰囲気を演出しています。
そのほか、Disruptiveではベリンガー製のブレーキシステムやモトガジェット製メーター、アクラポビッチ製エキゾーストなど、欧州の一流ブランドの製品が奢られています。
マットブラックのボディパネルにゴールドのレタリングを施すころで力強い印象とされたDisruptive。XSR700のカスタムに対する柔軟性を垣間見る一台といえるでしょう。
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