ヤマハ「Red Tail」XSR700をベースにレトロなフラット・トラッカーの要素を融合
ヤマハ・ヨーロッパが企画するカスタムバイク・プロジェクト「Yamaha Yard Build」では、様々なスタイルのカスタム車両が生み出されてきました。その中の一台である「Red Tail」はどのようなカスタムなのでしょうか。
往年のフラットトラッカーの要素をXSR700に融合
ヤマハ・ヨーロッパは、世界で活躍するプロのカスタムバイクビルダーとのコラボレーション企画「Yamaha Yard Build(ヤマハ・ヤード・ビルド)」の一貫として製作した「Red Tail」を公開しました。
ヤマハのネオレトロ・ネイキッド「XSR700」をベースにしたRed Tailは、スペインのドローイングデザイナー、アレックス氏とクラウディオ・モンジュ氏がデザインし、同じくスペインのCaf? Racer SSpiritが製作したカスタムバイクです。
XSR700のレトロなスタイリングにフラットトラッカーの美学を融合させたRed Tailでは、タンクとエンジンのサイドカバーを外してコンポーネントを露出させたうえで、ボディワークを一新。ヘッドライトはホワイトのレトロなカスタムマスクに交換され、テールの下には小さなリアライトが取り付けられています。
また、シート周りはフラットトラッカーに見られるような形状とし、エキゾーストシステムも同じくフラットトラッカーで定番の2本出しに変更。併せてワイドなハンドルバーを採用することでフラットトラッカーらしい雰囲気が盛り込まれています。
往年のヤマハ製フラットトラッカーを連想させる「Red Tail」。製作者のスキルとセンスを感じさせるカスタムといえるでしょう。
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