BMW Motorrad「R18」 ドイツ人カスタムビルダーによるアールデコ調の最新カスタムを公開

BMW Motorradは排気量1800ccのビッグボクサーエンジン搭載のクルーザーモデル「R18」の最新カスタムを公開しました。どのような一台なのでしょうか。

ひと目見たら忘れられないインパクトを放つR18カスタム

 BMW Motorradは排気量1800ccのビッグボクサーエンジン搭載のクルーザーモデル「R18」の最新カスタムを公開しました。

BMW Motorradが公開した「R18」の最新カスタム「Spirit of Passion」。ドイツのビルダーKingston Customにより製作されています

 BMW Motorradは、これまでにも米国のカスタムビルダー「Roland Sands(ローランド・サンズ)」氏や、オーストリアの「Bernhard Naumann」氏(愛称:Blechmann)に依頼し、R18の市場導入前よりカスタムを公開してきました。

「Spirit of Passion」と言う名称がかげられた最新のR18カスタムは、ドイツのカスタムビルダー“ディルク・オーラーキング”氏率いるKingston Customによるもので、フレームやホイール、サスペンション、燃料タンクなどは純正を流用しつつ、LEDヘッドライトを埋め込んだ特徴的なハンドメイドフェアリングを備えることで個性あふれる一台へと仕上げられています。

ドイツのビルダーKingston Customが過去に手掛けた「Good Ghost」。1980年式のBMW「R100RS」をベースにノーマルフレームを活かしてカスタムされています

 ヨーロッパおよびアメリカ合衆国を中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行したと言われている「アール・デコ」調のデザインを取り入れたR18カスタム「Spirit of Passion」について、バイクレーサー・デザイナー・職人を兼任するディルク・オーラーキング氏は次のようにコメントしています。

「このプロジェクトは、おそらく私のキャリアの中で最も印象的なものです。これは私にとって大きな意味を持つもので、現時点ではすべてではないにしても、私にとっては大きな意味があります。BMW Motorradが再び私に託してくれた信頼は、私にとって非常に重要なものです。これには本当に感謝しています。

Kingston Customを率いるディルク・オーラーキング氏

 私はカスタムする前に多くのことを考えています。私のバイクはいつも魂と魅力と個性を伝えてくれます。卓越した標本だからこそ、細心の注意を払う必要があります。スタイルを決めるときには、頭の中でイメージがどんどん湧いてきます。それを決めたら、まず鉛筆とTipp-Ex(修正液)でスケッチをします。そして、心の中で“これだ!”と決まるまで続けます。

 ただし、BMW R 18はあまりにも完璧なので、機能する箇所はそのままにしておきました。フレームは100%オリジナルで洗練されているので、何も変えるべきではありませんでした」。

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米国のカスタムビルダー「Roland Sands(ローランド・サンズ)」氏が手掛けたR18カスタム「R18 DRAGSTER」

 R18のほか、以前にはRnineTをベースにしたカスタムバイクを著名なカスタムビルダーに依頼し、製作することでプロモーションの一貫としてきたBMW Motorradですが、「Spirit of Passion」はまさにそうした重要な役割を担う存在といえるでしょう。

オーストリアのカスタムビルダー「Bernhard Naumann」氏(愛称:Blechmann)「Blechmann R18」

 今後もBMW Mtorradがどのような提案を見せてくれるのか期待したいところです。

【了】

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Writer: 渡辺まこと(チョッパージャーナル編集長)

ハーレーや国産バイクなど、様々な車両をベースにアメリカン・テイストのカスタムを施した「CHOPPER」(チョッパー)をメインに扱う雑誌「CHOPPER Journal」(チョッパージャーナル)編集長。カスタム車に限らず、幅広いバイクに対して深い知識を持つベテラン編集者。

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