初心者ライダー必見! バイクの発進をスムーズに行うコツを徹底解説

バイクの免許をとる際に、ライダーの前に立ちはだかる壁のひとつとして、エンストが挙げられます。また、買ったバイクやレンタルバイクに乗った際に、教習所のバイクとは感覚が違い、発進時にもたついてしまったことはありませんか。そんな、初心者ライダーを悩ませる、エンストやもたつきの原因には、いったいどのようなものがあるのでしょうか。

発進がもたついてしまう原因とは?

 初心者ライダーがバイクを発進させる際に、エンストをさせてしまったり、もたついてしまう場合に考えられる原因は、大きく分けて3つあります。

アクセル操作、クラッチ操作をスムーズに行うことで安定した走行が可能になります

 まず一つ目は、アクセル操作。アクセルの開け方が少ないと走るためのパワーが足りず、エンストをしてしまいます。また、アクセルの開け過ぎも、急発進などの危険につながりかねません。アクセルを開けすぎた状態で、急にクラッチが繋がってしまうと、前輪が跳ね上がり、ウィリーのような状態を引き起こしてしまいます。

 とくに大型バイクなど、ハイパワーなバイクでは、タイヤが空転し、その場でスリップしてしまうことも考えられます。そのため、アクセル操作は、慣れないうちは慎重におこなうようにしましょう。

 もうひとつの原因として、クラッチ操作が挙げられます。例えば、発進時にガッコンガッコンと、車体がガタついてしまう人は、これが原因の可能性が大きいでしょう。急にクラッチを繋げてしまった場合、動力も急にタイヤに伝わってしまうので、暴れ馬のようなノッキングという症状に襲われます。また、急発進ではなく、中々発進出来ない人は、クラッチが繋がる場所が掴めていない可能性もあります。

教習所や安全講習で使うバイクと購入したバイクとの相性に誤差がある場合があります

 最後は、バイクとの相性が挙げられます。例えば教習所のバイクでは問題がなかったのに、買ったバイクやレンタルバイクでもたついてしまうということは、ありませんか。これは、バイクによって特性が違うためです。車種によって、バイク自体の持っているパワーも違えば車重も違うので、適正なアクセルの開け方やクラッチ操作に誤差が生じることがあるのです。

 あまりにもクラッチ操作に違和感や、やりずらさを感じた場合は、クラッチワイヤーの設定を確認してみると良いでしょう。

スムーズに発進をするコツとは?

 初心者ライダーの悩みのひとつでもある、エンストやもたつきですが、スムーズな発進をおこなうコツや対策は、あるのでしょうか。

半クラッチの感覚を、掴む練習をしましょう

 まずは半クラッチの感覚を、掴むことが大切です。半クラッチは、簡単に説明するとクラッチを完全に繋いでいない状態です。この半クラッチを使うと、バイクに微妙な動力が伝わりつつも、エンストしずらいという状態にしてくれます。では、この半クラッチの感覚を掴むコツを説明します。

 まず、なるべく平らな場所でバイクのクラッチを握り、ギアを1速にします。この状態で、少しずつゆっくりと握っているクラッチを緩めていくと、バイクが微妙ながらもグググと走りだそうとするのを感じることができるポイントがあります。

 そこが、クラッチが繋がっている状態です。そして、このクラッチを握りつつも動力が繋がっている状態を、半クラッチと呼びます。この状態を、キープしましょう。それ以上、クラッチを緩めてしまうとバイクがさらに進もうとし、エンストしてしまいます。このクラッチが繋がる感覚を練習し、身に付けることが大切です。

 次にアクセル操作について説明します。いくら半クラッチの状態を維持できても、そこから発進するためには、バイク本来の動力を上げて行く必要があります。つまり、アクセルを開ける必要があるのです。

タコメーターを確認しながらクラッチとアクセルの操作をしましょう

 教習所のバイクには、エンジンの回転数を表すタコメーターがついています。まずはタコメーターを確認しながら、3000rpmほど開けてみましょう。そして半クラッチの状態を、徐々に緩めていきます。すると、バイクがゆっくりと前進しようとするのを感じることができると思います。この際に、回転数が落ちてしまうので、同時にアクセルを少しづつ開きます。

 この動作は、アクセルを開けるというよりも、少し力を入れる程度でかまいません。もともと回していたエンジン音に近くなれば、OKです。つまり、クラッチを緩めつつ、アクセルを開けるという動作になります。そして、バイクのスピードが乗ってきたら、クラッチを解放しましょう。そして、スムーズに発進できた時の音や振動を、しっかり覚えておきましょう。

 言葉で説明をするのは簡単ですが、いざ実践するとなると難しいかと思います。感覚的に覚えることができれば、それに越したことはありません。そのためには、バイクの音と振動が重要となります。

 タコメーターを見る代わりに、バイクのエンジン音と振動の感覚を覚えておき、自分が発進できる回転数をつかむ方法です。この方法で、スムーズな発進ができるようになると、タコメーターを見なくていいため、発進時の目線が自由になります。目線が固定されないことで、周りの状況を確認でき、運転に余裕が生まれるでしょう。

※ ※ ※

 バイクの発進がもたつく原因として、アクセル操作が不安定でパワーが足りなかったり、逆に強すぎたりするというポイントをご紹介しました。同時に、クラッチ操作での半クラッチ状態が不安定だったり、位置が掴めてないということもあげられます。

 コツとしては半クラッチの見つけ方とアクセル操作! どちらも最終的には感覚で覚えることが、上達の近道といえるでしょう。

【了】

【画像】バイクの発進をスムーズに行うコツを見る(5枚)

画像ギャラリー

最新記事