ヤマハ「YZF-R1/R7/R3/R125」ロードレース世界選手権参戦60周年を記念した特別仕様車が登場
ヤマハ・ヨーロッパはロードレース世界選手権参戦60周年を記念した「YZF-R1/R7/R3/R125」の特別仕様車を公開しました。特別仕様車では歴代のファクトリーレースバイクで採用されていたレッドの "Speedblock "グラフィックとホワイトのフェアリングなど、特別なカラーリングが施されています。
往年のレーサーを彷彿とさせる特別仕様車
ヤマハ・ヨーロッパはロードレース世界選手権参戦60周年を記念した「YZF-R1/R7/R3/R125」の特別仕様車「World GP 60th Anniversary」を公開しました。

1961年5月に開催されたフランスGPでロードレース世界選手権(WGP)デビューを果たしたヤマハは、翌1963年のベルギーGPにおいて、「RD56」で250ccクラスに参戦した伊藤史朗選手の活躍により初優勝。
さらに1年後の1964年には、フィル・リード選手がコンストラクター・チャンピオンとライダー・チャンピオンを初獲得することでWGPに定着したヤマハは、これまでに500回以上のグランプリで勝利を収めてきました。

歴代のファクトリーレースバイクにインスピレーションを受けた「World GP 60th Anniversary」では、数々の功績を収めてきたマシンと同じくホワイト・ベースのフェアリングにレッドの”Speedblock “グラフィックを施した上で、60周年記念エンブレム、イエローのナンバープレート、ゴールドのホイールを採用。
時代を経ても色褪せることのないファクトリーレースバイクの歴史を紡ぐ一台へと仕立てられています。

なお、ヤマハは2021年7月18~19日の全日本ロードレース選手権 第53回MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿以降の国内レース、ならびに2021年月18~19日にかけて開催されたスーパーバイク世界選手権(SBK)の2021年シーズン第9戦カタルニア大会(スペイン)、世界耐久選手権(EWC)の第3戦ボルドール24時間耐久レース(フランス)においてもWorld GP 60th Anniversary仕様車で参戦していますが、ヤマハの担当者によると現状ではWorld GP 60th Anniversaryモデルの国内導入は未定となっています。
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