自転車そのものがエアロパーツか!? スペイン・バスク地方の老舗自転車メーカー「オルベア」の意欲作

スペイン・バスク地方の大手自転車メーカー「ORBEA(オルベア)」から、最先端ロードバイク「ORCA AERO(オルカエアロ)」が登場しました。

空力、剛性、重量を高次元でバランスしたハイスピードロードバイク

 スペイン・バスク地方の大手自転車メーカー「ORBEA(オルベア)」から、最先端ロードバイク「ORCA AERO(オルカエアロ)」が登場しました。

レーシングカーのような美しいデザインのORBEA「ORCA AERO」

 オルベア社は18世紀から続く製造会社です。かつては銃機器の製造も行なっており、自転車の開発は19世紀初頭から、およそ100年以上続いています。

 バスク地方は工業技術に長けており、スペインでもGDPが高く非常に環境が良いとされています。スポーツも盛んで自転車のプロチームを自治体が持っているほどです。

 そのような地域で歴史と経験、そしてトレンドをミックスした最新のロードバイクがオルベア「ORCA AERO(オルカ・エアロ)」です。

「オルカ」というモデルは“超”がつくほどのロングセラーです。数回のフルモデルチェンジを経ており、最新の「オルカ」はレーシングバイクであることは変わりないものの、エアロ(空気力学)に特化しつつ、パーフェクトバランスを目指したと言います。つまりは走行性能を犠牲にせず、空気抵抗を抑えています。

 ユニークなのは、フレームの下部にある黒い物体です。一見するとコンパクト化された電動アシスト部品を想像しそうですが、じつは専用設計のストレージボックス(収納箱)となっており、サドルバッグ(ツールボックス)の代用となります。その形状は空気の流れを整え、バイク全体の空気抵抗を低減する役割も担っています(公式なレースでは除外)。

最適化されたエアロダイナミクスにより、高速走行時では先代モデルより出力にして15Wのパワーセーブを達成

 フレームはフルカーボン製、ロードバイクながら太めのタイヤを装着することも可能とし、タイヤの選択幅を広げています。ハンドルバーやステム、ウォーターボトルの造形など、すべてが統一感を持ち、その造形はじつにスタイリッシュなものとなっています。

 オルベア「オルカエアロ」の価格(消費税10%込み)は、56万7600円から136万1800円となっています。

【了】

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Writer: 山本健一

サイクルジャーナリスト(人力バイクのほう)。ジャーナリスト歴20年、自転車競技歴25年の公私ともに自転車漬け生活を送る。新作バイクレビューアー、国内外レースイベントやショーの取材、イベントディレクターなど、活動は多岐にわたる。

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