自転車用ホイールが前後セットでほぼ100万円!? プロ御用達の超高性能パーツは高嶺の花

ロードバイク(自転車)の上級機種は性能も価格も青天井ですが、パーツにおいてもその傾向があります。ドイツのカーボンスポーツ社が手がける「Lightweight(ライトウェイト)」のホイールにはどのような特徴があるのでしょうか。

一般ユーザーも購入できる!? プロサイクリング界の最高峰ホイール

 ロードバイク(自転車)の上級機種は性能も価格も青天井ですが、パーツにおいてもその傾向があります。とくに自転車界隈で有名なのが、ドイツのカーボンスポーツ社が手がける、その名も「Lightweight(ライトウェイト)」というブランドです。なかでもホイールにおいては、ベアリングとホイール軸以外は全てカーボンという極めて特殊な作りとなっており。ハブ、スポーク、リムは接着され、当然ホイールの振れ取りはできません。

自転車用ホイールの最高峰ブランド「ライトウェイト」は、ベアリングとホイール軸以外全てカーボン製

「ライトウェイト」の高性能ホイールは絶対的な剛性と強度を誇り、トラブルが少ないことでも有名です。プロサイクリング界でも、ここ一番というレースでは契約外であっても使用されることもあり、その信頼性の高さは広く知られています。

 そんな超プレミアムなホイールも、一般ユーザー向けに市販されています。一般的なロードバイクの規格なら装着できるのです。そういった汎用性の高さでハイエンドホイールを入手できるとなれば、誰でも気になってしまうのではないでしょうか。

 ラインナップ中、最も空気抵抗が少ない形状の「フェルンヴィーグ エボ 85 ディスク」においては、前後セットで96万8000円!  という俄かに信じられない価格(消費税10%込み)となっています。

 そして2021年9月に発表された最新モデル「ファートフィンダー EVO」というモデルは、グラベルなど悪路走行も可能な優れた耐久性をもつ「汎用性重視」が特徴となっており、価格(消費税10%込み)は前後セットで49万5000円なので、「ちょっとお手頃かも?」と勘違いをしそうですが、やはり高嶺の花です。

リムにスポークが貫通するような形で接合されているのがわかる

「ライトウェイト」の最軽量モデルは「マイレンシュタイン オーバーマイヤー リムブレーキ」というホイールですが、その重量はフロントホイール単体で390g、リアホイールは540gという、恐ろしくハイスペックなものとなっています。価格(消費税10%込み)は前後セットで68万2000円、こちらも桁違いの価格なのでした。世界を見渡すと、とんでもない商品(部品)があるものです。

【了】

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Writer: 山本健一

サイクルジャーナリスト(人力バイクのほう)。ジャーナリスト歴20年、自転車競技歴25年の公私ともに自転車漬け生活を送る。新作バイクレビューアー、国内外レースイベントやショーの取材、イベントディレクターなど、活動は多岐にわたる。

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