ヤマハが2022年春から原二クラス電動バイクの実証実験開始 欧州では取り外し式バッテリー搭載の電動バイクを発売
ヤマハは2022年春に欧州市場で原付一種(50cc)クラス相当の電動バイクを発売します。また、同じく2022年春より日本および欧州の自治体などの実証実験用に原付二種(125cc)クラス相当の電動バイクのリース販売を始めることを発表しました。どのようなモデルが登場するのでしょうか。
ヤマハの原付二種クラス電動バイクが本格始動
ヤマハは2022年春に欧州市場で原付一種(50cc)クラス相当の電動バイクを発売します。また、同じく2022年春より日本および欧州の自治体などの実証実験用に原付二種(125cc)クラス相当の電動バイクのリース販売を始めることを発表しました。

ヤマハは現在、日本市場において取り外し式のバッテリーを搭載した原付一種クラスの電動バイク「E-Vino」を販売するほか、台湾のメーカー「Gogoro Inc.(ゴゴロ)」と協業活動で開発した電動スクーター「EC-05」の販売を現地の市場で販売しています。

また、ヤマハは2019年に開催された第46回東京モーターショーでは、取り外し式のバッテリーを採用した原付一種クラス相当の「E02」、固定式バッテリーを搭載した原付二種クラス相当の「E01」のコンセプトモデルを公開するなど、脱炭素化に向けた新型モデルの登場を示唆してきました。

今回の発表によると欧州で発売される取り外し式バッテリーモデルはE02の市販車バージョンとなる模様で、実証実験用のリース車両として公開された原付二種相当のモデルはE01と同じく固定式のバッテリーを搭載し、日本、欧州のほか台湾やタイ、マレーシア、インドネシアなど東南アジアへの導入も見据えているといいます。

11月13日にはホンダ、スズキ、カワサキとともに水素エンジンの開発も開始すると発表したヤマハ。脱炭素化にむけどのようなモデルが登場するのか、注目したいところです。