山梨ツーリングの休憩スポット「道の駅つる」で幻のブランド豚「富士湧水ポーク」を堪能
ツーリングの休憩場所としても便利な道の駅は、その土地の特産や名物料理が味わえるのも魅力のひとつです。今回は山梨県にある「道の駅つる」で出会った豚肉料理を紹介します。
「道の駅つる」は山梨ツーリングの中継地点に最適な場所
ツーリングの休憩場所としても便利な道の駅は、その土地の特産や名物料理が味わえるのも魅力のひとつです。今回は山梨県にある「道の駅つる」で出会った、豚肉料理を紹介します。

「道の駅つる」は、その名の通り山梨県都留市にあります。場所は、国道20号を大月から139号へ入り、都留方面へ数km走った右手です。首都圏から富士山を目指す下道好きのライダーにはお馴染みのルートですね。
道の駅は国道から少し入ったところにありますが、交差点にはわかりやすい看板が出ているので迷うことはないでしょう。
国道139号から曲がって1分もしないうちに、目指す道の駅が見えてきます。駐車場は広々としていて、バイク専用駐車場も完備しています。建物は意外と小ぢんまりした印象です。早速、中に入ってみます。
建物に足を踏み入れると、左側はレストラン、右側はお土産や特産品の売店となっています。食事の前に、まずは売店スペースを覗いてみました。

まず目を引いたのは、富士の湧水を使って育てたという野菜です。ここ都留は富士山を起源とする湧水が豊富で、市内の「十日市場・夏狩湧水群」は環境省が選定した「平成の名水100選」にも選ばれているとか。バイクなので大きな野菜は持って帰りにくいですが、ミネラル分の多い湧水で育てた野菜はとても美味しそうです。この他にも、地場産の玉子を使ったプリンなど、気になる商品が並んでいました。
お腹も空いてきたところで、レストラン「お勝手場」に向かいます。ここは地産地消にこだわったお店で、地元の食材を活かした魅力的なメニューが並んでいます。その中で気になったのが、「富士湧水ポーク」を使ったメニューです。この豚肉は都留市のミネラル豊富な富士の湧水で育ち、一定の条件を満たした豚だけに与えられるブランド呼称で、あまり出回っていないことから“幻のブランド豚”と呼ばれているとか。柔らかい肉質に加えて旨味とコクのバランスが取れた、とても美味しいお肉とのこと。
レストランにはとんかつやポークステーキなど、富士湧水ポークを使ったいろいろなメニューがありましたが、今回は定番の「しょうが焼き定食」を注文しました。

待つこと数分、料理がやってきました。しょうがと醤油の香ばしい匂いが周囲に漂い、お腹が鳴ります。お肉の部位は赤身と脂身のバランスが良い肩ロース肉とのこと。豚肉はやや大ぶりにカットされており、たまねぎも多めでボリュームがあります。
付け合せは千切りキャベツを中心としたサラダと漬物、みそ汁にご飯とシンプルです。ちなみに、ドレッシングは別皿で提供され、キャベツの脇にはマヨネーズも添えてあるのが個人的には嬉しいポイントです。
メインのお肉は柔らかくジューシーで、もちろん臭みも全くありません。口の中でモグモグと噛むほどに、肉自体の甘みが広がります。脂身はさっぱりとしていて食べやすく、それでいてほんのりと甘さが感じられます。ふりかけられた白ゴマもアクセントとして良い仕事をしてくれています。
味付は醤油ベースでしょうがの風味が爽やかに鼻に抜け、思ったより甘さは控え目。これはこれでご飯によく合います。たまにお肉にマヨネーズをちょいと付けて食べると、まろやかさとコクが増してさらに美味し! 「ノンアルコールビールを注文してもよかったかな」「ご飯も大盛りでも良かったかもな~」と思いながら、あっという間に食べ終えてしまいました。次回訪れた際には「富士湧水ポーク」を使った他のメニューもぜひ味わってみたいものです。

施設内には精肉コーナーがあり、富士湧水ポークを買うこともできます。キャンプツーリングの前に立ち寄ってサイトで味わうもよし、クーラーバッグ持参でおみやげにしてもいいでしょう。
「道の駅つる」のすぐ近くには、リニアモーターカーの走行実験や実物大車両などが見学できる「山梨県立リニア見学センター」がありますので、セットで訪れるのもお勧めです。
■道の駅つる
所在地:山梨県都留市大原88
営業時間:9時から17時30分(4月から12月)、9時から17時(1月から3月)
※レストラン「お勝手場」は10時30分から15時まで
Writer: 野岸“ねぎ”泰之(ライター)
30年以上バイク雑誌等に執筆しているフリーライター。ツーリング記事を中心に、近年はWebメディアで新車インプレッションやアイテムレビューも多数執筆。バイクツーリング&アウトドアを楽しむ『HUB倶楽部』運営メンバーの1人。全都道府県をバイクで走破しており、オーストラリア、タイ、中国など海外でのツーリング経験も持つ。バイクはスペックよりも実際の使い勝手や公道での走りが気になるキャンプツーリング好き。














