ヤマハ「NIKEN GT」 排気量アップや新フレームでアップグレードされた2023年モデル登場【EICMA2022】
ヤマハは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で「NIKEN GT」の新型モデルを公開しました。
あらゆる面で進化した大型3輪モデル
ヤマハは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で「NIKEN GT」の2023年モデルを公開しました。

2017年の東京モーターショーで公開され2018年に市販されたNIKENは、ヤマハ独自のLMWテクノロジー(Leaning Multi Wheel=2輪車のように傾斜して旋回する3輪以上の車両の総称)を搭載する大型スポーツモデルです。
“Evolution for high-end touring”をコンセプトに開発されたNIKEN GTでは、排気量を845ccから888ccへ拡大しクランクマス増加によりドライバビリティを向上した新型CP3エンジン(クロスプレーン・コンセプトの3気筒)、応答性を高めた新設計ハイブリッドフレーム、セッティングを見直し、路面追従性を向上したリアサスペンションを新たに採用。
シフトダウンにも対応するクイックシフターなどの各種電子制御、スマートフォンとの接続でツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター、可動式スクリーンや純正アクセサリーのサイドケースの取り付けに配慮したステーなどを採用することで長距離ツアラーとしての快適性と積載性を向上させています。
そのほか、足つき性を高めたシートなどを採用するNIKEN GT最新モデルは2023年夏以降に日本で発売予定です。