ぽよんとしてて可愛い!スズキの原付二種スクーター『アドレス125』に試乗

「つぐみらいだー」こと、桜井つぐみ、「ぽよんとしてて可愛い」スズキの原付二種スクーター『アドレス125』に試乗します。

長い間愛されているスズキ「アドレス125」

みなさんこんにちは!女優・バイクタレントの「つぐみらいだー」こと、桜井つぐみです!

今回わたしはスズキ『アドレス125』に乗ってきました!2022年10月18日に発売されたばかりの新型モデルです。

発売されたばかりのスズキ『アドレス125』に乗ってきました
発売されたばかりのスズキ『アドレス125』に乗ってきました

 普段のお仕事では、中型や大型バイクに乗ることが中心となっているので、足を揃えて乗車するコンパクトなスクーターは久しぶりなんです。一番直近でいつ乗ったかな?と調べてみたら10月…あれ?意外と最近でしたね!(笑) 大きなバイクとはまた違ったワクワク感のなか撮影に臨みました♪

 アドレスくん、はじめまして〜♡ファーストインプレッションは「ぽよんとしてて可愛い」!!真っ白ボディで、なんだかおもちみたいに見えませんか?もっちり柔らかそう〜♡

「ぽよんとしてて可愛い」!!アドレス125
「ぽよんとしてて可愛い」!!アドレス125

 わたしの中でスズキの原付二種といえばアドレス!っていうイメージがあるほど看板的なモデルな気がしていて。街中を何気なく歩いていても見かけることが多々あったの。気になって調べてみたら、アドレスは1987年に誕生していて、約35年の歴史あるモデルだったよ。これだけ長い間続いているからこそ、ずっと愛されているんだなあと伝わってくるね。

 前モデルのアドレスはもっとスポーティーでお顔が前に尖っていたような。それに比べて、この子は角ばったところがなく丸みがあって優しい印象を受けました。そして少しレトロっぽいお洒落さもあって、イタリアンスクーターみたいですねっ。わたしは新モデルが好きだなあっ♪

 それでは車体をじっくり観察していきましょーっ!

車体が大きくて存在感がバツグン
車体が大きくて存在感がバツグン

 まず、思ったより車体が大きくて存在感がバツグンでした!隣に並んでみるとこんな感じ。原付二種ってもう少し小柄なイメージだったの。みなさんにはどう見えますか?

フロントフックと、足元に折り畳み式のストッパー付ホルダーがある
フロントフックと、足元に折り畳み式のストッパー付ホルダーがある

 そしてスクーターに乗るとき、わたしが必ずチェックするのは収納スペースや荷物フックの有無。フロントフックと、足元に折り畳み式のストッパー付ホルダーがあったよ!昔よく原付に乗ってスーパーやコンビニにフラ〜っとお買い物に行ったなあ。それでね、ついつい買いすぎちゃうの(笑)アドレスはフックが2つ付いているから、欲張りなわたしにはぴったりかも!

最大積載許容重量3kgの収納スペースがシート下にあります
最大積載許容重量3kgの収納スペースがシート下にあります

 シート下にも収納スペースがあるからお持ち帰りを気にせずいっぱいお買い物できちゃう!もうすぐお正月だから、初売りにはアドレスで行きたいかも!(笑)

 ちなみに、アドレスの名前の由来は「Add」=加える、「Dress」=衣装 を掛け合わせた造語で、シート下のスペースに衣装を入れて持ち歩き、自分らしさを演出しよう!という意味で名付けられたんだって!

 確かに、お洋服も楽々収納できちゃいそうなスペース。この時期なら厚手のワンピを持ち運んで、出先で可愛く変身するのもアリだね!アドレスでフラッと夜の街に飛び出してイルミネーションでも見に行きたいなあ♪

フロント左にも深めの収納スペースもあり、USBソケットが付いていいます
フロント左にも深めの収納スペースもあり、USBソケットが付いていいます

 フロント左にも深めの収納スペースがあったよ。形によっては入らないものもありそうだけど、一般的な500mlのペットボトルなら入りそうだね。USBソケットが付いているから、充電中のスマホや、邪魔になりやすい長〜い充電コードをポケットにおさめておけるのも嬉しいね!

なんと給油口がお尻側に付いています
なんと給油口がお尻側に付いています

 そしてぐるーっと後ろに回ってみると、びっくり!なんと、給油口がお尻側に付いていました!これはあまり見たことがないかも!大体の原付スクーターは、シートを開け閉めして給油するけれど、その手間が省けるんだね!昔まだ給油に慣れていないころ、ガソリンがうっかり収納スペースに吹きこぼれちゃったり、給油口からノズルを抜くときに水滴がポタッっと垂れちゃうことがあったから、車体の外側に給油口があると初心者ライダーさんには安心かもしれないね。

身長158cmの両足の足付きはシート前方に乗ればベタ付き
身長158cmの両足の足付きはシート前方に乗ればベタ付き

 お次に足つきチェック。ほぼ立っとるやん!ってツッコミが来そうだけれど…(笑)身長158cmのわたしがもう少し後ろに着座すると、片足が浮いて少し不安定になってしまうから、信号待ちなどではいつも両足ベタ付きにしているよ。こう見えて体勢も全然キツくないの。かといって車重はたったの105kg。片足でそんなに不安定になるかといえばそうでもないんだけれど、強い横風に煽られてヒヤッとすることがあるからわたしは基本的に両足で支えるよ。

足を揃えて乗るバイクはリラックスできて良い
足を揃えて乗るバイクはリラックスできて良い

 では、早速走行開始です!まず、乗車姿勢がとっても楽々!やっぱり、足を揃えて乗るバイクはリラックスできて良いですよねーっ♪

 フロアボードも広くてゆったり。膝まわりにもゆとりがあるし、足を置く場所にも自由度があって、快適に走行できました。シートも後ろまでほとんど段差がなくフラットで、窮屈さが全くないの。どんな体格の方でも座りやすくて、幅広いユーザーさんに愛されそうですね♪キビキビ加速したいときはシート前方に、のんびり走りたい時には少し足を伸ばして広めに座ったり…シチュエーションに合わせて色々な乗り方ができそうだなっと思いました。

走ってみると色々とギャップを感じた“おもちスクーター”
走ってみると色々とギャップを感じた“おもちスクーター”

 そして気になるのは走り心地ですよね!冒頭で、おもちルックスの可愛いスクーターだねーってお話をしていたばかりなんだけど、走ってみると色々とギャップを感じました。見た目同様の、柔らかい走り心地なのかな?と思って出発したら、想像以上にキビキビしていてびっくり!

 スロットルを開けると、待ってましたー!と言わんばかりに瞬発的に駆け出してくるし、走り出してからもグイグイ前進していくのを体感したよ。それにブレーキも凄くよく効くの。具体性のない表現になってしまうんだけど、「ビュン!と走ってギュン!と止まる!」って思ったのが正直な感想だった。

 おもち号、おそるべし(笑)

 わたしの技量が追いついていないのかもしれないけれど、ハンドリングがとっても軽快だから、少しの操作で大きく左右に振られてしまって。丁寧に、慎重な操作を心がけました。逆に、スムーズに小回りができるところは良さでもありますよね♪

 交通量の多い街中では、パワーの小さなバイクだと大きな車に追いかけられて怖い思いをすることが多々あるけれど、アドレスは車たちの流れに乗っていける頼もしさがありました。

ブレーキをかけると、メーター横の半円ライトがブルーからグリーンに変わる
ブレーキをかけると、メーター横の半円ライトがブルーからグリーンに変わる

 そしてブレーキをかけると、メーター横の半円ライトがブルーからグリーンに変わるという面白い発見が!(通常運転時は常時ブルーライトが点灯)調べてみるとブレーキをかけることで点灯する訳ではなさそうで…。「エコドライブイルミネーション」という機能らしく、グリーンランプが点灯しているときは高燃費!といった、運転状況を知らせてくれるサインだったの。

スピードメーターはレトロさを感じるアナログ式
スピードメーターはレトロさを感じるアナログ式

 最先端な機能が備わっていながらも、スピードメーターはレトロさを感じるアナログ式。速度を表す数字も丸っこくて可愛らしいの。ギャップが満載でずるいよ、アドレスくん…♡(笑)

スズキ『アドレス125』は少年のようなバイク
スズキ『アドレス125』は少年のようなバイク

 125ccの小さなスクーターは、通勤や通学、お買物などの日常に寄り添った用途となるイメージなので、収納スペースや充電ポートなど実用性が嬉しいのはもちろん、スポーティーな走りが好きな方にはちょっとしたお遊びバイクとしても乗りたくなるかもしれませんね。

 全体的にとっても元気で、少年のようなバイクだなーっと思いました!

 お値段も27万3900円(税込)とお財布に優しめ。みなさんもぜひ乗ってみてください♪

桜井つぐみ🐣

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