販売店を徹底調査!すぐに納車できる原付二種モデルは?
本格的に新年度がスタートしたこの時期、ライフスタイルの変化に伴って急にバイクが必要となったという人も多いと思います。中でも通勤や通学、買い物など日常の足として使い勝手が良い原付二種モデルは大人気。注文から半年以上待ちという車種もあるほどです。そこで、即納可能な原付2種モデルはあるのか、販売店に聞いてみました。
原付二種の納車状況!意外と早く届く場合も!?
バイクをお店で購入する場合の選び方は、大きく分けてふたつあります。
もっとも早く納車されるのは、店頭に並んでいる在庫車から購入するモデルを選んだ場合。販売店によって差はあるものの、数日から1週間程度で納車される方法です。そしてもう一方は、店頭にない車種やカラーが欲しい場合に、注文を入れるという方法。こちらは、一般的に店頭のものを選ぶより時間がかかる傾向にあります。
ただし、注文した場合の納期は販売店や車種によってさまざまであり、何週間も待つことなく乗れる場合も多々。都内のヤマハ販売店の担当者によると、倉庫に在庫がある商品の注文なら1週間から2週間で納車する事が可能だそう。
こういった選び方を踏まえ、原付二種スクーターを取り扱っている国内三社の販売店に、すぐに納車できる車種はあるのかを確認してみました。

●ヤマハの原付二種は販売終了のモデルも
ヤマハ車の販売店であるYSP東京南の担当者に話を聞いたところ、シャープなデザインとスポーティーな走行性が特徴の「シグナス グリファス」は倉庫に在庫があり、注文後即納可能。1週間から2週間ほどで届くようで、一番納車が早いモデルといえそうです。
ちなみに、取材時点では店頭にはディープパープリッシュブルーメタリックの車体が1台あり、そちらはより早く納車可能とのこと。また、フロント二輪が特徴的な「トリシティ125」も同様に即納可。取材した店舗には在庫がなく、納車までには1週間から2週間ほどかかるとの事でした。
一方、「アクシスZ」や「ジョグ125」は既に今年予定していた販売台数が売れてしまっており、在庫復活の見込みはないとのこと。この二車種を希望する場合、店頭にまだ売れ残りがある店舗を地道に探すしかないようです。

●スズキは店頭でも取り寄せでも在庫が安定
今回取材したスズキ車の販売店であるSBS横浜では、店頭に「アドレス125」のパールミラージュホワイト、「アヴェニス125」のマットフィブロイングレーメタリック/ラッシュグリーンメタリックの在庫あり。
また、店頭にない車体でもアドレスのマットブラックメタリックとマットボルドーレッドメタリック、アヴェニスのグラススパークルブラック/マットブラックメタリックであれば、注文後あまり待たずに届くそうです。
その他カラーの納期は変動する可能性はあるものの、5月頃が予定されているという比較的早い納期となっています。

●人気のホンダは順番待ち多数、すぐ乗れるのは店頭販売の車体のみ。
ホンダ車の販売店、ホンダドリーム新宿の担当者によると、注文して購入するバイクはどれも多数予約が入ってしまっており、最短でも5月以降の納車となる状況。また、担当者の話では、こういった販売店は近隣店舗と在庫を共有しているため、他店に来店しているお客さんから在庫が抑えられてしまうことも珍しくないのだとか。
なお、取材した店舗には「ディオ110 ベーシック」のパールジャスミンホワイトだけがあるようでしたが、この様子だとすぐに売れてしまいそうです。
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新年度も始まり、二輪車の需要が高まる時期なこともあってか、原付二種の品薄はまだまだ続いている状況。
できるだけすぐに手に入れる為には、やはり店頭在庫から選ぶのが良いものの、店頭在庫がほとんどなくなってしまっている販売店もあるため、場合によっては注文することも視野に入れる必要があるでしょう。