「神戸ニューオーダーチョッパーショー」2023年も開催 前売りチケットも発売中
「神戸ニューオーダーチョッパーショー」が2023年も開催されます。
日本唯一のチョッパー・ショー
2023年5月から新型コロナウィルス感染症が『5類感染症』に分類され、プロ野球やJリーグなどのスポーツ観戦でも声出しでの応援が解禁され、様々なジャンルが日常の光景を取り戻しつつあるように感じることも多い昨今ですが、バイクのカスタムショーやミーティングなどのイベントも然り。全国各地では多くの催しが『コロナ以前』と同じように開催され、それぞれ盛り上がりを見せています。

そんな中、来る2023年8月20日に兵庫県神戸市の神戸国際展示場3号館で開催予定の『ニューオーダーチョッパーショー(以下NOCS)』も多くの人が期待をよせるイベントです。
第1回は2006年に神戸市のポートターミナルで開催され、節目となる10回目は大阪のインテックス大阪、それ以外の年は神戸国際展示場でこれまで開催されている同ショーですが、2023年は歴代で出展車両のエントリーが最も多く、益々の盛り上がりが予想されるとのこと。

昨年の同ショーでもエントリー後にブース枠が埋まり、160枠の出展となったのですが、今年はそれをさらに上回る170枠が準備され、全国から名だたるショップがエントリー。
4月に募集開始した出展も6月で締め切りとなったのですが、実際に主催者の清水重樹氏曰く、「これまでのNOCSで最も早くブースが埋まった」と語ります。
昨年のNOCSといえば“県をまたいだ移動の規制”や“時短”など緊急事態宣言下のような規制はなかったものの、まだまだ世間のムードは“コロナ禍”の真っ只中。今とはかなり違う雰囲気が漂っていたのですが、今年はエントリーの動きを見る限りでも“コロナ以前”のショーのムードが戻ってきそうな気がします。
実際、これまでも“日本唯一のチョッパーショー”を謳って開催されているNOCSですが、主催の清水氏によると今年は事前のエントリーを見る限りでも“チョッパー系”のショップが多く、どうやら原点回帰的な雰囲気になりそう、とのこと。
ちなみにNOCSといえば毎年、出展ビルダー同士の投票によるビルダーズチョイスによってアワードが決定されているのですが、おそらくアワードの車両も昨年以上に“チョッパー色”が強くなるのではないでしょうか。

昨年にNOCSでチャンピオンを獲得し、年末のYOKOHAMA HOTROD CUSTOM SHOWでもベストとなった滋賀県のカスタムワークスZONが連覇を果たすか、ファンからすればそうした“コンペティション・ショー”という部分にも注目です。
今年はますますの盛り上がりが期待できる神戸のNOCSの前売りチケットは全国コンビニのイープラスで2023年8月18日(金)まで発売中ですが同ショーのウェブサイトでは前売りチケット限定記念Tシャツ付きのチケットも発売中ですので、ぜひ“ニューオーダーチョッパーショー”と検索してホームページの情報をチェックすることをオススメします。

その際、近隣住居や病院などに対しての騒音対策を配慮したバイク来場でのルートなどもアクセスマップに記載されていますので皆さま、そちらのチェックもお忘れなく。
Writer: 渡辺まこと(チョッパージャーナル編集長)
ハーレーや国産バイクなど、様々な車両をベースにアメリカン・テイストのカスタムを施した「CHOPPER」(チョッパー)をメインに扱う雑誌「CHOPPER Journal」(チョッパージャーナル)編集長。カスタム車に限らず、幅広いバイクに対して深い知識を持つベテラン編集者。