日本での販売台数は限定6台のみ

　アルピーヌ・ジャポンは2023年7月20日、自動車の耐久レースシリーズである世界耐久選手権でもっとも有名なル・マン24時間レースが、今年で100周年を迎えた事を記念し、アルピーヌ 「A110 R」をベースに、ロングストレートや高速コーナーで安定性を高める専用チューニングが施されたダンパー、世界耐久選手権を戦うアルピーヌのレースマシンをイメージしたカーボン製シャークフィン等が装備され、ル・マンのシンボルカラーである白と青のエクステリアデザインを取り入れた限定車、「A110R ル・マン」の受注を開始しました。

　1960年代から耐久レースに参戦しているアルピーヌは、1978年にル・マン24時間レースで優勝。近年は、ヨーロッパ耐久選手権でチャンピオンを獲得後、世界耐久選手権に参戦し、耐久レースへの挑戦を続けています。

　そして今回受注が開始されたA110R ル・マンは、この世界耐久選手権の1戦で、世界的に知られるル・マン24時間レースが、今年で100周年を迎えたことを記念した、特別なモデルです。

　同車に装備される20段階減衰力調整機能付ダンパーは、アルピーヌが特許を持つRoad（標準の車高）とTrack（標準-10mmの車高・スプリング剛性5％向上）の2段階の車高調整機構（シム）を備え、高速での安定性を優先するセットアップ「ユノディエール」が施されています。

　また、専用デザインリアフード（シャークフィン付）、専用DUQUEINE（デュケーヌ）製18インチカーボンホイール、SABELT製フルカーボンモノコックバケットシート AEROCARBON（24H Le Mans®ロゴ付）などの専用装備に加え、内外装のデザインには、ル・マン24時間レースを象徴するブルーストライプ、ブルーロゴ、ブルーエンブレムが取り入れられました。

　 受注期間は2023年7月20日から8月6日までで、価格(消費税込)は¥2000万円。世界100台のみの限定車で、日本での販売台数は6台となっています。