電動アシスト自転車のバッテリーいつ充電する? 寿命を縮めないための取り扱い方法とは
通勤や買い物で毎日フルに利用する人、休日に少しだけ利用する人など、電動アシスト自転車(e-BIKE)の使い方は様々です。バッテリーの電気消費量も変わりますが、いつどのようなタイミングで充電するのが正しいのでしょうか? 正しいバッテリーの扱い方とともに紹介します。
バッテリーは、高価な消耗部品……
電動アシスト自転車(e-Bike)のバッテリーは、主に2種類が採用されています。低コストで耐久性のある「ニッケル水素バッテリー」と、急速充電が可能で長時間使用可能な「リチウムイオンバッテリー」です。

従来使われてきた「ニッケル水素バッテリー」には「メモリー効果」(継ぎ足し充電を繰り返すとバッテリー残量が見かけ上、低下する現象)という特性があり、まだ電気が残った状態で充電を繰り返していると残っていた電気が使えなくなってしまうため、最後まで使い切ってから充電する方が好ましいとされてきました。
最近ではe-BIKEとの親和性がより高いリチウムイオンバッテリーが主流になっています。継ぎ足し充電でもバッテリーの劣化に差はありません。途中で充電を中止しても問題はなく、自転車を使う距離などの状況に応じて、適宜充電して使用することができます。
しかし満充電の状態でさらに充電することはNGです。過度に充電を繰り返すと負荷がかかり、劣化を進めることになってしまうので避けた方が良いでしょう。もちろん、充電中のバッテリーは満充電になれば自動的に終了するので、一晩中充電器に接続していても支障はないようです。
バッテリーは暑さや寒さに弱いものです。外気温が40度近くになるような炎天下や、逆に10度以下になる寒い時期は、自転車から取り外して室内で保管した方が良いとされています。極端な気温だけでなく、1カ月以上自転車に乗らないときも、バッテリーは自転車から取り外し、湿気の少ない涼しい場所で保管すると劣化の軽減につながります。
保管する際は、バッテリー残量が空の状態は絶対にNGとされています。リチウムイオンバッテリーは使っていなくても自然に放電されます。残量が残り少なくなると電圧が急激に下がってバッテリーの寿命を縮めてしまうので、使用しないときでも月に1度は残量をチェックし、充電することをオススメします。
使い方にもよりますが、バッテリーの平均寿命は3~4年ほどと言われています。各メーカーとも概ねこの程度の期間での交換を勧めているようです。使用回数が少なくても時間経過で劣化しますが、バッテリーの寿命を縮めないために、いくつかのチェックポイントがあります。
それはバッテリー単体だけではなく、自転車のタイヤの空気圧調整や、駆動部分への注油など、日ごろから自転車がスムーズに走れる状態を維持し、バッテリーに余計な負荷を与えないことです。
また、走行中はアシストモードを適切に切り替え、バッテリーにとって悪条件となる環境下に置かないことです。
自転車の使い方は様々ですが、バッテリーの劣化を防ぐためにできることは同じです。正しく取り扱い、少しでも長く使い続けたいものです。





