フランソワ・オゾン監督の最新作『私がやりました』は“犯人の座”を巡る豪華女優陣のドタバタ闘争劇!?
名匠フランソワ・オゾン監督が1930年代のパリの魅力を存分に盛り込みながら、女性の生き方を魅力的に探究した最新作『私がやりました』が、2023年11月3日(金・祝)より全国順次ロードショー中です。
“真犯人”になるために!?
フランソワ・オゾン監督が自ら「『8人の女たち』『しあわせの雨傘』に続く、女性の生き方を魅力的に探究した3部作の最終章」と定義する『私がやりました』は、新たな才能の輝きとベテラン俳優の凄み、ひねりのきいた洒落たユーモアと心躍るクライマックスで、観客を映画の世界に一気に引き込んでいく名匠の最新作です。

――有名映画プロデューサーが自宅で殺されます。容疑をかけられたのは、貧乏な若手女優マドレーヌ。法廷に立たされた彼女は、ルームメイトの新人弁護士ポーリーヌが書いた、「自分の身を守るために撃った」という正当防衛を主張する完璧なセリフを読み上げ、見事無罪を獲得。それどころか、悲劇のヒロインとして時代の寵児となり、アッという間にスターの座へと駆け上がります。豪邸に引っ越し、優雅な生活を始めるマドレーヌとポーリーヌ。
しかしそんなある日、とある女が彼女たちを訪ねてきました。彼女の名前はオデット。一度は一世を風靡するも、今や目にすることも少なくなった、かつての大女優です。そしてオデットの主張に、マドレーヌたちは凍り付きます。プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、自分のものだというのです。こうして、女優たちによる「犯人の座」を賭けた駆け引きが始まるのですが……。

周りの空気を読まず感じるままに純粋に生きる、自由奔放な女優マドレーヌには、『悪なき殺人』で東京国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、オゾン作品でも知られる女優ヴァレリア・ブルーニ・テデスキが監督した『Les Amandiers』でセザール賞有望若手女優賞を受賞したナディア・テレスキウィッツ。
クールで理知的ですが心根は優しく、独立心旺盛な弁護士ポーリーヌには、『黄色い星の子供たち』『パリのどこかで、あなたと』のレベッカ・マルデール。全くタイプは異なるものの、チャーミングな凸凹コンビが誕生しました。
そんな二人の前に立ちはだかる“自称・真犯人”には、『エル ELLE』でアカデミー賞にノミネートされたイザベル・ユペール。どんな苦境も笑い飛ばす不屈の元大女優を、強烈なインパクトで演じています。また、マドレーヌが着こなすハイブランドのドレス、ポーリーヌのクラシックなスーツなどのファッション、ベージュピンクを基調としたアールデコのインテリアなど、1930年代のパリの魅力が満載です。

『8人の女たち』(2002年)『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』(2018年)など様々な作風で知られるフランソワ・オゾン。2020年の『Summer of 85』にはスズキのGT250Kが印象的に使用されましたが、風変わりなファンタジー『Ricky リッキー』(2009年)ではメインキャラクターが常にプジョーのメトロポリスで移動しているほか、BMW MotorradのK75RTなども登場します。

『私がやりました』は2023年11月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー中です。








