一体どうすればいい? ツーリング先でガス欠した時の対処法
バイクでの走行にはガソリンが欠かせません。長距離を走行することになるツーリングならばなおさらですが、いくら気を付けていても、ガソリンスタンドが見つからないなど、ガス欠してしまう可能性はゼロではありません。では、ツーリング先でガス欠を起こしてしまったら、どのように対処すればよいのでしょうか。
どうすればいい?ガス欠してしまった時の対処法
ツーリングでは、慣れない土地でガソリンスタンドが見つけられなかったり、いつもよりガソリンの減りが早かったりと、予期せぬことが起こる可能性が多々あります。
JAFによれば、2022年度に出動した二輪のロードサービスの主な理由TOP10に、「燃料切れ」がランクインしており、ガス欠の発生頻度の高さが伺えます。
なお、昨今のバイクには燃料計が備わっており、ガソリンの減りを視覚的に把握する事ができますが、古い車種には燃料計が備わっていないことも少なくありません。
燃料計があったとしても、ツーリングに夢中でガソリンの減りに気づかなかったり、少なくなっても近くにガソリンスタンドがなく、給油できなかったりする可能性も否定できません。
では、もしツーリング先でガス欠をしてしまったら、どのように対処すればよいのでしょうか。

ガス欠になってしまった場合は、まず安全な場所に避難することが大切です。パニックになって急停止してしまうと、後ろからクルマに追突されたり転倒したりしてしまう可能性が高まります。事故を起こさないためにも、一旦冷静になることが重要。周囲を確認して路肩に寄り、安全を確保してください。
その際にハザードライトやウインカーを出して非常事態である事を周りに知らせることも重要。安全を確保できたら、エンジンが動かなくなっているのはガス欠が原因なのかをキチンと確認します。
確認方法は、ガソリンタンクを開けたり揺らしてみたりして、ガソリンが少ないことを確認するとよいでしょう。
またガソリンがなくなっていた場合、リザーブタンクがある車種であれば使用するのもひとつの手。リザーブタンクとは、予備のガソリンタンクのことで、搭載されている場合はガソリンコック(フューエルコック)がついています。
ガソリンコックを「RES」に切り替えることで、リザーブタンクにある燃料が使えるようになり、近くのガソリンスタンドまで走れるかもしれません。

とはいえ、リザーブタンクに入っている燃料は多くありません。長距離走行ができるわけではないことは、覚えておきましょう。
リザーブタンクが無く走行が不可能な場合は、最寄りのガソリンスタンドまでバイクを押して行くという方法もあります。しかしガソリンスタンドが遠く、バイクを押して歩くのが難しい場合は、ガソリンスタンドに連絡してみるのもおススメ。
ガソリンスタンドによっては、連絡をしたらガソリンを配達してくれる場合もあるようです。ただしすべてのガソリンスタンドが配達可能というわけではないので、電話で確認してみましょう。
またバイクを押さなければガソリンスタンドまで歩いて行ける場合は、ガソリンスタンドで携行缶を買う方法を検討しても良いかもしれません。携行缶を購入したら、ガソリンを入れてもらいバイクまで運びます。
なお、携行缶を購入する際は、消防法で「本人確認(身分証明書提示)」と「使用目的の確認」が義務づけられている事も覚えておいてください。

またガソリンスタンドが遠い場合は、ロードサービスを手配するという方法もあります。
任意保険やJAFに加入していれば、ロードサービス内容に給油サービスがはいっていることもあるので、日頃から自分の加入している保険のロードサービスを確認しておくようにしましょう。
ちなみに高速道路でガス欠をしてしまうと違反です。道路交通法第75条では、高速道路を通行する場合は燃料や冷却水、エンジンオイルの不足によって停止することのないようにしなければいけないと定められており、ガス欠は燃料が不足して停止してしまっている状態なので、法律違反となるという訳。
その為、高速道路でガス欠を起こしてしまった場合は、「高速自動車国道等運転者遵守事項違反」が適用され、違反点数2点に加え、7000円の反則金が科せられます。









