バイクの「マフラー」って首に巻く「マフラー」と同じ意味なのか?
バイクのパーツ「マフラー」と防寒具の「マフラー」は同じ発音かつ同じ綴りだと言います。役割やデザインはまったくと言っていいほど共通点がないように思えますが、いったいなぜなのでしょうか。
バイクのマフラー、役割りや意味は?
バイクやクルマにあまり詳しくない人が「マフラー」と聞くと、首に巻く防寒具のマフラーを連想することが多いのではないでしょうか。

バイクのマフラーは、エンジンから後方に向かって伸びている部品を指します。エンジンの中で燃焼した排気ガスを外へ排出する役割のほか、エンジン内部で起こっている燃焼時の爆発音を小さくする役割もあります。
もしマフラーがついていないまま走行すると、大爆音を出しながら走行することになってしまいます。また、マフラーに何らかの異常があると車検が通らない場合があるため、安全に走行するためには非常に重要なパーツと言えるでしょう。
このようにバイクにとってはなくてはならないマフラー。基本的にエンジンから伸びているパイプは一本や二本、または四本であることが多いですが、二本や四本の場合は後方に向かう途中でまとめられ一本になっているものも多いです。
また、形も車種によって異なります。たとえば車両の右側に位置しているものや左右二本出しのもの、リアシート下を通って車両の真ん中に出すセンター出しなど、さまざまなデザインが存在します。
ちなみに、消音効果のあるバッフルを取り付けられる製品や、パワーアップを図った製品などもあるほど、マフラーはカスタムパーツとしても人気が高いようです。
バイクのマフラーも防寒具のマフラーも「muffler」と書く!
こうした構造や機能を持つマフラー。首に巻く防寒具のマフラーと一見何の関連のなさそうですが、バイクのマフラーも首に巻くマフラーも、綴りも発音も同じです。

そもそもマフラーは「覆う」や「包む」といった意味を持つ「muffle」に、動作主名詞を形成する接尾辞「-er」を加えた単語です。防寒具としてのマフラーは首元を温めるために覆ったり包んだりして防寒しているものですが、消音器としてのマフラーはエンジンから発生した排気を覆ったり包んだりして音を抑えています。
つまり、目的こそ違うものの同じ行為をしているという点が、綴りや発音も防寒具のマフラーと同様である理由と言えるでしょう。
なおバイクのマフラーの場合、音を包み消音させる構造は主に二種類あります。まず
まずひとつ目は、「ストレート構造」とよばれるもの。エンジンから伸びてきたパイプの末端に複数の小さな穴を開け、穴をふさぐように「グラスウール」と呼ばれる素材を巻き、その上に金属の筒をかぶせたような構造になっています。

この金属の筒のような部分は「サイレンサー」と呼び、日本語に訳すと「消音器」となります。その名の通り消音の役割を担うパーツですが、ストレート構造の場合はグラスウールを何枚も巻くことにより消音していて、グラスウールが消耗や劣化すると音が大きくなります。
そしてふたつ目は「隔壁タイプ」。サイレンサー内部に複数の壁を設置して、エンジンから出た音が壁に跳ね返ることによって消音効果を発揮している構造のものです。
ストレート構造とは異なり、グラスウールを巻く等のメンテナンスが少なく済むというメリットがあるものの、サイレンサー自体が大きくなるため重たくなる傾向があるようです。
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同じ語源を持つ防寒具のマフラーとバイクのマフラー。役割やデザインは異なりますが、どちらもさまざまなデザインがあり、ユーザーの好みや使い方に合わせることができる点は似ていると言えそうです。またバイクのマフラーにはカスタム用に多くの製品が展開されているので、一度探してみるのも面白いかもしれません。









