「カスタムハンドル Part.1」……ライディングポジションとバイクのスタイリングを決定づける カスタム用語集Vol.22
ハンドルはライディングポジションを変更したり、バイクのスタイリングを変えたりできる重要なパーツです。今回は第1弾として、カフェレーサーやスポーツ系カスタムに良く使われるハンドルをまとめました。
セパレートハンドル
セパレートハンドルは、「セパハン」と略されることが多いハンドルです。「セパレート=分離する」というその意味のとおり、1本のパイプではなく、2本に分かれているのが特徴。フロントフォークに直接マウントするため、ライディングポジションは前傾となります。ハンドルがトップブリッジ上にこないため、マシンシルエットは低く、スポーティーな印象になるものポイントです。

ひとくちにセパハンと言っても、フロントフォークに対しての角度(垂れ角)によって、ライディングポジションやスタイリングは大きく変わります。
セパハンは、カフェレーサーカスタムやネイキッドベースのパフォーマンスカスタムでよく使われますが、スーパースポーツやスポーツツアラーでもノーマル状態でセパハンが使われているモデルが多くあります。
一文字ハンドル
通常、ハンドルは上下や前後に曲げ加工が施されていますが、一文字ハンドルはその名の通り、まっすぐなハンドルです。とはいえ、手前に少し引かれている物がほとんどです。

しかし、高さはないため、セパハンほどではなにしろ、ライディングポジションは前傾のきついものとなります。
車体を低く見せることができるため、セパハンはきついけれど、バイクをスポーティーに見せたい人やアグレッシブなライディングポジションを取りたいという人に人気です。
また、ストレートバーやドラッグバーと呼ばれることもあります。
スワローハンドル
一文字ハンドルと同じく、低いライディングポジションやスタイリングにしたいけれど、セパハンほど低くしたくないという場合にチョイスされることが多いハンドルです。その名の通り、ツバメが羽を広げたようなスタイルが特徴で、カフェレーサーや旧車カスタムでよく装着されています。

スワローハンドルは鋭利な突起形状があるため、車検に通らない可能性があります。よく似たハンドルに「コンドルハンドル」がありますが、こちらは鋭利な部分がないので、車検も問題なく通るでしょう。(車幅や車高が大きく変わる場合は構造変更の必要があります)
コンチハン
正式名称はコンチネンタルハンドルです。じつはコンチハンに関しては細かなルールはありません。コンチハンとは一般的には、ネイキッドなどに採用される「低めのスポーティーなバーハンドル」のこと。純正ハンドルとしてもさまざまなモデルに採用されていますが、それぞれ幅や引き、高さはバラバラです。

コンチネンタルとは「ヨーロッパ大陸風」という意味があり、北米を代表するクルーザーのアップハンドルに対して、スポーティーなセミアップタイプのハンドルを「コンチネンタルハンドル(コンチハン)」と呼んだと言われています。
Writer: 佐賀山敏行
カスタムバイク専門誌の編集長を経て、現在はヤマハSR400/500に特化したWEBマガジン「The SR Times」を運営する。自身も現在93年式と14年式の2台のSRを持つフリークだが、基本的にはバイクは何でも好き。




