EV車は重いって聞くけど……電動バイクは?
電動バイクの車重はガソリン車のバイクと比べてどれくらい重いのか
カワサキが販売する、原付二種クラスの電動バイク「Ninja e-1」の車両重量は140kgです。それに対し、カワサキが欧州で販売する「Ninja 125」の車両重量は148kg。両者の比較では、むしろ電動バイクの方がガソリン車よりも軽いという結果に。

また、ヤマハが国内で販売する原付一種クラスの電動バイク「E-vino」の車両重量は68kg(バッテリー装着)。同社の「vino」は81kgであり、E-vinoの方が10kg以上軽くなっています。
電気自動車と違い、電動バイクの場合は車重が軽いモデルが多い模様。この軽さを実現しているのが、バッテリー容量の削減。航続距離を犠牲にしつつも、車両重量増加の原因になっているバッテリーを容量の小さいものにすることで、軽量化を実現しているのです。
実際、前述の2モデルの航続距離はガソリン車と比べると非常に短いもの。Ninja e-1は55km、E-vinoは32kmとなっています。Ninja 125の航続距離は407km、vinoの航続距離が263キロであることを踏まえると、いかに電動バイクの航続距離が短いかが分かります。
原付や原付二種のように遠出を想定していないモデルであれば、航続距離の短さは大きなデメリットになりにくく、車重を抑えるメリットの方が大きい、とメーカーは判断したようです。

給油する度にガソリンスタンドに行く必要のあるガソリン車と違い、電動バイクの場合は自宅で充電することが可能なため、毎回の充電も苦になりにくいでしょう。そう考えると、電動バイクの航続距離が短いのも納得できるかもしれません。
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電気自動車は車重が重くなる傾向にありますが、電動バイクの場合は、バッテリーを小さくすることで車重を抑え、ガソリン車並みの重さを実現するケースが多いようです。
もちろん航続距離を重視し、大容量のバッテリーを搭載した電動バイクも存在します。しかし車重の増加に加え、価格も高くなりやすい傾向にあるため、広く普及することを目指したモデル、というよりは趣味性の強い高級モデルとしての雰囲気が強い模様。
今後普及していく電動バイクの多くは、航続距離の短いモデルとなるかもしれません。









